新横浜駅前のペデストリアンデッキ(歩道橋)に猛暑対策の「ミスト式冷却機」が2年ぶりに復活しました。横浜市温暖化対策統括本部は、パナソニック株式会社(大阪府門真市)の協力で、2019年夏以来となるミスト式冷却機を設けています。
今回設置されたパナソニックの「グリーン AC Flex」は、水を霧状にして噴霧する装置のなかでも、粒径が平均6マイクロメートル(ミクロン)以下という極微細なミスト(霧状の水)を噴霧できるのが特徴で、至近で当たっても濡れにくくなっているといいます。
同様のミスト式冷却機は、2019年夏に新横浜駅前の同じ場所で初めて設置されており、今回はきのう7月20日(火)から9月末まで最新型モデル2台を置き、悪天候時や気温の低い日などを除いて毎日9時から17時まで稼働する予定。
この夏は、「東京2020オリンピック」の無観客化もあって新横浜への来街者はそれほど増えないとみられるものの、猛暑の通勤・通学時にひと時の涼を与えてくれそうです。
【関連記事】
・<新横浜駅前>当たっても濡れた感じにさせない超微細「ミスト」設置(2019年7月5日、初設置時の記事)
・綱島SSTを夏休みの「新たな学びの場」に、パナ・学研・東急が共同でプログラム(横浜日吉新聞、2021年7月14日、パナソニック株式会社の取り組み)
【参考リンク】
・横浜市とパナソニック株式会社がミスト式冷却器を活用した暑さ対策に取り組みます(横浜市温暖化対策統括本部、2021年7月19日)
・パナソニック「グリーンAC Flex」の紹介(今回設置のミスト式冷却機)