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九州の鉄道会社であるJR九州(九州旅客鉄道株式会社、福岡市博多区)は、事業用不動産として新横浜2丁目にある「賃貸マンション」を今年(2018年)10月に取得すると発表しました。

JR九州が取得する新横浜2丁目の賃貸マンション「アーバンパーク新横浜」(トラックが停まっている場所)

同社が取得するのは、新横浜2丁目のスケートセンターに近い場所にある地下1階・地上10階建ての賃貸マンション「アーバンパーク新横浜」(108戸)で、1階と地下部分にテナント区画も設けられています。

同物件は「第9セキビル」との名で2009年5月に竣工し、部屋はワンルームが中心で家賃は10万円前後。近年は不動産投資会社のスターアジア不動産投資法人が2016年4月に25億2800万円で取得していた物件です。

同社の取得した当時の資料によると、「洗練されたタイル張りのファサード及びデザイン性に富んだエントランス通路に加え、住戸内における各種住宅設備も高品質であり、20代~30代のシングル世帯に対して訴求性の高い物件」と紹介しています。

JR九州の企業利益は、鉄道事業よりも不動産事業が主力になっているといわれており、首都圏での事業用不動産の取得は今回で9件目。同社は「今後も首都圏において優良物件の取得・開発を推進して参ります」としています。

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横浜アリーナに近い新横浜3丁目に11階建て118戸のマンション、名鉄不動産が計画(2016年8月28日、新横浜には名古屋の名鉄系も進出している。なお、この新築計画は現在凍結中)

【参考リンク】

横浜市内の賃貸マンション取得のお知らせPDF、JR九州、2018年8月21日)

JR九州が取得した賃貸マンション「アーバンパーク新横浜」の場所(グーグルマップ)