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新幹線の新大阪方面ホームにくっつくように建つ6階建ての「新横浜ビルディング」

新横浜駅の篠原口側にある「オゾン通り」で知られる駅隣接の「新横浜ビルディング」でテナントに変化が見られます。

今年(2017年)に入り、オゾン通りの古参喫茶店だった「エンリコ」が4月に閉店したほか、同ビル3階にあった保育所(横浜保育室)「ベビーステーションのぞみ」は3月末で休止。1階で営業していた金券ショップ「チケット&ギフト新横浜店」も6月24日で店を閉じており、建設から半世紀超を経て、新横浜を代表する老舗ビルが変わりつつあります。

新横浜ビルディングは、新幹線の新大阪方面ホームにくっつくように建つ6階建てビルで、東海道新幹線が開通する5カ月前の1964(昭和39)年5月に竣工しており、新横浜では最古級と言われている老舗ビル。1階部分が新幹線の篠原口側出入口と直結しており、オゾン通りと名付けた飲食街も設けられています。

2016年8月の1階出入口の様子、おなじみのチケットショップも今年6月で閉店した

半世紀以上経た近年は、レトロな“昭和の雰囲気”を残す飲食店街として人気を集めていますが、今年1月に収益不動産売買などを展開する横濱コーポレーション(西区みなとみらい)が同ビルを買収。オーナーの変更とともに、3つのテナントが閉鎖した形となります。

一方で今月(8月)3日には同ビルの2階と3階に心臓病専門の「新横浜ハートクリニック」が開院しており、同ビルが新たな方向へ向かおうとしているようにも見えます。喫茶エンリコの跡地も含め、古参ビルの今後に注目です。

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【参考リンク】

新横浜ハートクリニック(新横浜ビルディングに8月3日開院)