ユーモアにあふれた語りで知られるナチュラルガーデンの第一人者が再び港北区にやってきます。昨年(2016年)10月の園芸講座を皮切りに、区内で複数回にわたってワークショップなどを開いてきたポール・スミザーさんの講演会が今週末(2017年5月)27日(土)10時から港北公会堂で行われます。
英国バークシャー州に生まれたポール・スミザーさんは、英国王立園芸協会ウィズリーガーデンおよび英国ロングウッドガーデンズで園芸学とデザインを学んだ後、日本の草木を気に入り、19歳で来日。現在は山梨県の八ケ岳南麓に在住しながら、各地で庭の設計や施工などを行っているといいます。
港北区内でも、新横浜公園に「メドウガーデン(草原のような庭)」をデザイン。今年3月にワークショップ参加者やボランティアとともに作り上げました。
昨年秋からイベントや講座などを通じ区内にレガシー(遺産)を残してきたポール・スミザーさん。一連の催しで最終回となる今回の講演会では、「ナチュラルガーデンをつくろう!~生物多様性に貢献するガーデニング」と題し、日本の植物や四季を愛し続ける“ポール・スミザー流”のナチュラルガーデンの作り方を知り、学べる絶好の機会となっています。
入場は無料、事前申し込みの必要もないとのことです。
【関連記事】
・来年3月に横浜で初の「都市緑化フェア」、花と緑の先進地・港北区からも盛り上げる(2016年9月10日、横浜日吉新聞)
・新横浜駅付近を花でアレンジ、3/19(日)に新羽で区民向けハンギングバスケット作り(2017年3月12日、しんよこ新聞)
【参考リンク】
・ポール・スミザーさんの紹介と講演会の案内(港北区、これまでの活動記録も)
・NHKプロフェッショナルの流儀「ガーデンデザイナー・ポール・スミザー」(2014年12月1日放送、NHK)