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2026年はコロナ禍前のように賑やかな式典となっています。

今週(2025年)1月12日(月・祝)に横浜アリーナで「二十歳(はたち)の市民を祝うつどい(旧成人式)」(横浜市、横浜市教育委員会、20歳の市民らによる実行委員会主催)が開かれ、対象となった横浜市民3万5000人弱のうち65%にあたる2万2000人超が参加しました。

国歌斉唱にのぞむ20歳の参加者(1月12日、横浜アリーナ)

今年の参加対象者は2005(平成17)年4月2日から2006(平成18)年4月1日までに生まれた横浜市民で、前年と比べ対象者は800人ほど減少しましたが、参加率若干ながら上昇しています。

今年の実行委員会が制作した冊子にも「新章」のテーマが掲げられていた

前年同様に午前と午後で約45分の式典が2回行われ、両方に登壇した山中竹春市長は今回のテーマ「新章」であることを紹介し、「まさに新しい章を開き、それぞれの人生をテーマを持って歩んでいく、今の皆さんにぴったりです。新たなチャプター(章)は無限に満ちています」と話し、「自身の未来の地図に最初の点を打つことが重要。そうすれば皆さんの可能性や世界が一気に広がる」とアドバイスしました。

あいさつする山中市長

横浜市会(市議会)からは渋谷健議長が午前の部で「皆さん方の世代は、コロナ禍という困難な時期を経験しながら一生懸命努力を重ね、この日を迎えられた。その経験は必ず今後の人生の中でも大きな糧(かて)になると確信をしています」とあいさつ。

横浜市会(市議会)からは渋谷議長(写真)と尾崎副議長があいさつに立った

午後の部は尾崎太副議長が「オンラインでの学びや新しい働き方、デジタル技術の進展など、時代の変化を肌で感じながら自分の道を切り開いてきた世代であり、その経験は、これからの人生において必ず大きな力となる」と激励しました。

会場には各区区長の姿も

誰かの力になれる大人を目指す

「二十歳の誓い」を発表する田中さん

参加した20歳の市民による「二十歳の誓い」は、午前の部に大学生の田中穂乃花(ほのか)さんが立ち「二十という節目は、私にとって人生の新章の始まり。これからは自らの挑戦を続けるためだけではなく、これまでいただいた恩を少しずつ周りに還元し、誰かの力になれる大人を目指して歩んでまいります」と宣言。

「二十歳の誓い」を発表する是澤さん、左は山中市長、右は尾崎副議長

午後の部では大学生の是澤(これさわ)萌愛(もえ)さんが「自分の背中を押してくれる人の存在が私の一歩を支え、今の私へと成長させてくれました。支えてくれた全ての方への感謝の気持ちを忘れず、人とのつながりを大切にしながら、夢や目標に向かって一歩ずつ前進していきたい」との思いを述べました。

今年もムロさん登場に笑いと歓声

著名人からのメッセージ動画は、昨年に続き国際園芸博覧会「GREEN×EXPO(グリーンエクスポ)2027」を盛り上げる「GREEN×CAPTAIN(グリーン・キャプテン)」をつとめるタレントの秋元真夏さん(元「乃木坂46」)が登場。

3年連続でメッセージを寄せた秋元さん

18歳で芸能界での活動を始めた秋元さんは「仕事を始めたばかりの私には本当にわからないことだらけで、解決の仕方もわからず、ただ一人で考え込む日々もたくさんありました」と振り返り、「二十歳の皆さんに伝えたいことは、明るい未来に進む過程での迷惑はいくらかけても大丈夫だということです。人生の先輩たちは、たとえ難しい表情をしていても、心では皆さんのことを本当に全力で応援しています」と具体的なアドバイスをおくります。

今年もムロさんのメッセージは会場に笑いを巻き起こした

続いて、港北区生まれという俳優のムロツヨシさんも昨年に続き登場。今年も映像が出た瞬間に会場から歓声と笑いが起き、「50歳の僕が断言します。君たちの待ってる未来は、僕たちが必ず楽しく作り上げるので、のびのびと生きてください。断言します。必ず皆さんは楽しく生きることができます。僕たちがその場所を作ってみせますので、よかったらまあ楽しんでください」と独特のメッセージを披露。

さらに「ムロ、ムロ、ムロ」と会場にコールするように呼びかけ、実際に会場から“ムロコール”が起きたあたりで「周りにいる偉い大人の方、本当にすいませんでした。それじゃあ皆さん楽しんでね。おめでとうございます」と映像が終わり、再び笑いに包まれました。

スマホのライト使いクイズ大会

式典内で実行委員会企画が行われるのは久しぶりのこと。コロナ禍前までは当時の新成人司会者をサポートしていたテレビ神奈川の根岸佑輔(ゆうすけ)アナウンサーも数年ぶりに登場しクイズを盛り上げた

今年は式典のなかで11人の実行委員会が企画した「横浜クイズ」が催されたのも特徴的で、スマートフォンのライト機能を使って選択肢から答える形とし、横浜アリーナをライブ会場のように光で演出。

正解と思う選択肢でスマートフォンのライトを掲げる参加者

横浜に関して5問出されたクイズでは、「横浜市立小学校の給食でカレーと一緒に出てくるメニューは何?」という問題が特に盛り上がり、全プログラムのフィナーレは全員でスマートフォンのライトを掲げながら「横浜市歌」を歌うという賑やかな式典となりました。

参加者によるスマホライトで横浜アリーナがライブ会場のようになっていた

式典後にアリーナ周辺で清掃活動

また、今年も式典終了後には地元の新横浜町内会が中心となった清掃活動が会場周辺で行われ、8人の20歳市民が加わり、株式会社横浜アリーナの社員も駆け付けて総勢50人近くでアリーナ通りやいちょう通りなどに落ちていたごみを拾いました。

2023年に始めた成人式後の清掃活動も今年で4年目となった(アリーナ通り)


2026年 「二十歳(はたち)の市民を祝うつどい」参加率

  • 第1回10:30~11:15】参加率:65.1%(1万1361人)(青葉、旭、神奈川、港北、都筑、西、保土ケ谷、緑の8区・1万7460人が対象)
  • 第2回14:30~15:15】参加率:62.9%(1万814人)(泉、磯子、金沢、港南、栄、瀬谷、鶴見、戸塚、中、南の10区・1万7185人が対象)
  • 合計参加率:64.0%(2万2175人)(前年63.1%、前年比▲215人)/参加対象者3万4645人中(前年比▲805人)

【関連記事】

・【前年レポート】2025年「二十歳を祝うつどい」、横浜アリーナにコロナ禍後で最多2万2300人超(2025年1月14日、昨年の様子)

・【コロナ禍前の様子】2020年は一味違った横浜市の成人式、ステージは2階、秘密ゲストに「ピカチュウ」(2020年1月14日、コロナ前は2部制で1時間にわたって行われていた)

【参考リンク】

横浜市「二十歳(はたち)の市民を祝うつどい」の案内ページ(総合案内ページ)