当初の「1年契約5000万円」から「5年契約総額6.5億円」に変わりました。
横浜市みどり環境局は「横浜国際総合競技場」(小机町)など一連のネーミングライツ(命名権)契約について、当初発表では1年間のみ5000万円で契約予定としていたものを再交渉の結果、5年契約・総額6億5000万円で日産自動車株式会社(西区高島1)と合意したことを今月(2025年)12月15日にあらためて公表しました。
同日開かれた横浜市会の「脱炭素・GREEN×EXPO推進・みどり環境・資源循環委員会」でみどり環境局が説明したもので、9月19日の同委員会では「1年間・5000万円」の内容で日産自動車と契約すると報告していましたが、同委員会での議論を踏まえ、再び交渉したとのこと。
当初の契約案と比べ、期間が伸びたうえに金額も高くなった背景について、「日産自動車の判断は先方の経営的なところもあり、詳細は分からない」(みどり環境局)といいます。
金額の妥当性に関しては、「Jリーグのホームスタジアムでネーミングライツを導入しているところは17カ所あり、今回の5年総額6.5億円というのは、1年当たりの金額(年1.3億円)で比較すると、上から5番目となる」(同)と紹介。
そのうえで、 「(2021年3月から来年2月末まで続く)現契約の『5年間・総額6億円』を上回っている」(同)と説明していました。
来年3月以降の契約内容は次の通りで、ネーミングライツの対象は、日産スタジアムに加え、補助競技場の「日産フィールド小机」とスタンド下部の屋内プール「日産ウォーターパーク」を含みます。
▼2026(令和8)年3月1日~2031(令和13)年2月28日(5カ年契約6.5億円)の契約詳細
- 2026(令和8)年3月~2027(令和9)年2月末:5000万円
- 2027(令和9)年3月~2028(令和10)年2月末:1億円
- 2028(令和10)年3月~2029(令和11)年2月末:1億5000万円
- 2029(令和11)年3月~2030(令和12)年2月末:1億5000万円
- 2030(令和12)年3月~2031(令和13)年2月末:2億円
(※)何らかの事情で契約が途中で終了した場合は、年平均額(1.3億円)に経過年数等を乗じた金額で清算するとしている
なお、これまでの契約内容は以下の通りでした。
横浜国際総合競技場(日産スタジアム)の命名権契約
※契約期間は開始年の3月から最終年の2月末まで。命名権には併設の小机競技場、屋内プールを含む
- 2005年~2010年(5年間):年額4億7000万円×5年(総額23億5000万円)
- 2010年~2013年(3年間):年額1億5000万円×3年(総額4億5000万円)
- 2013年~2016年(3年間):年額1億5000万円×3年(総額4億5000万円)
- 2016年~2021年(5年間):年額1億5000万円×5年(総額7億5000万円)
- 2021年~2026年(5年間):年額1億円×3年、年額1億5000万円×2年(総額6億円)
- 2026年~2030年(5年間※予定):年額5000万円×1年、年額1億円×1年、年額1億5000万円×2年、年額2億円×1年(総額6億5000万円)
【関連記事】
・2027年2月まで「日産スタジアム」命名権を更新、その先は来年新たに公募(2025年9月22日)
【参考リンク】
・横浜市みどり環境局「横浜国際総合競技場等のネーミングライツの更新に関する再検討について」(PDF、横浜市会「脱炭素・GREEN×EXPO推進・みどり環境・資源循環委員会」2025年12月15日資料)
・横浜市の「ネーミングライツ」について(現在の事例など、政策経営局)


