夏休みの学習に、自由研究に、地元・新横浜に拠点を置く企業で「バリアフリー」について体験し学んでみませんか。
8月17日（木）10時から開催される「夏休み福祉体験～福祉用具ってなぁに?」講座をアピールする「階段昇降機・段差解消機のシンテックス」のFacebookページより
来週（2023年）8月17日（木）10時から12時まで、新横浜2丁目にある「セブン&アイ・ホールディングス伊藤研修センター」と「タスカルショールーム新横浜」で、「夏休み福祉体験～福祉用具ってなぁに?」講座が開かれます。
小学校3年生から6年生（保護者同伴も可）を対象としたこの講座では、手作りできる福祉用具や、高齢者体験、車いすの路上実践体験など、足や歩行に不自由がある方の補助をする「福祉用具」を中心としたバリアフリー社会を具現化するさまざまな体験を行うプログラムとなっています。
まずは「伊藤研修センター」に集合。福祉用具の手作り体験や、年を重ねることについて学べる「シニアの疑似体験」、車いすに乗っての路上移動体験や、同2丁目にあるメーカーの「タスカルショールーム新横浜」での階段昇降機などの乗車体験も行われます。
主催は「大豆戸地域ケアプラザ」。集合は「伊藤研修センター」、車いすに乗って「タスカルショールーム横浜」に移動する企画となっているという（同ケアプラザ提供）
今回の企画の主催者は「大豆戸地域ケアプラザ」（社会福祉法人横浜市福祉サービス協会運営、大豆戸町）。
階段昇降機「タスカル」や段差解消機を展示する「タスカルショールーム」を2014（平成26）年から新横浜で展開するシンテックス株式会社（栃木県さくら市）と同ケアプラザがタッグを組んた初めての小学生向けの企画となっています。
「かつて、“自由研究で学びたい”と、ショールームを訪れてくれた小学生がいたことも、今回の企画を行った理由となりました」と語るのは、同ショールームの所長代理で広報・企画担当の大森英子さん。
2020年7月から、地域貢献活動として介護予防サロンを月1回定期的に開催してきたことや、認知症関連のイベントや事業を通じたつながりもあり、地域ケアプラザとの今回のイベントが実現したといいます。
階段昇降機「タスカル」や段差解消機を展示する「タスカルショールーム」の様子は同ショールームの公式サイト内の紹介動画からも閲覧可能となっている
「伊藤研修センターさんにも、地域貢献事業として、快く会場提供をいただきました。子どものみ、また保護者の皆様の参加も可能です」と、同ケアプラザで地域活動交流を担当する山口佑子さんも、当日の多くの参加を呼び掛けます。
「車いすに乗って、研修センターからショールームに移動しますが、車いすユーザーが見ている世界についても体感し、夏休みの自由研究の貴重な機会としても役立ててもらえれば」と、山口さんと大森さんは、当日の多くの参加を呼び掛けています。
なお、今回の募集定員は10人までとなっており、先着順。
問い合わせ・申し込みは大豆戸地域ケアプラザ（電話：045-432-4911）まで。
【関連記事】
・＜2023年8月号＞東本郷・大豆戸・城郷小机・篠原・新羽ケアプラザ情報～夏休み福祉体験、親子そば打ち体験会他（2023年8月6日）※同イベント情報についても掲載
【参考リンク】
・小学生対象「夏休み福祉体験 福祉用具ってなぁに？（8月17日）」を開催します（伊藤研修センター）（大豆戸地域ケアプラザ）
・伊藤研修センター（セブン&アイ・ホールディングス）※アクセスへのリンクも
・タスカルショールーム横浜（シンテックス株式会社）
