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低価格と食品スーパーを合わせた“ドンキ・ユニー”の1号店が横浜線大口駅近くにオープンします。ユニーとドンキホーテホールディングスが昨年(2017年)8月に資本提携したことに伴い、初のダブルネーム店となる「MEGAドン・キホーテ UNY 大口店(メガドン・キホーテユニー)」が今月(2018年2月)23日(金)の9時に開店します。

「MEGAドン・キホーテ UNY 大口店」の店舗外観イメージ(ニュースリリースより)

MEGAドン・キホーテUNYは、大口駅東口から徒歩4分ほど、県道111号大田神奈川線沿いにあったユニーのスーパー「ピアゴ大口店」を改装したもので、ドンキの低価格や衣料・家電・玩具などの多彩な商品ラインナップと、ユニーによる生鮮品の品揃えを合わせた店にするといい、今後のダブルネーム店の行方を占う店舗となりそうです。

建物は地下1階・地上3階建てで、売場面積は約5300平方メートル。専門店は書店や百円均一店など9店が入店します。営業時間は9時から翌2時までで年中無休とし、ユニーの電子マネー「ユニコ」とドンキの電子マネー「majica(マジカ)」のいずれも使用可能とのことです。

【2018年2月26日追記】

2月23日にオープンした「ドンキ・ユニー」の1号店(旧「ピアゴ大口店」)、外観は「UNY」との表示が小さくあるだけでユニー色はほとんどなく、通常の「メガドンキ」に見える

店内もドンキの生鮮・惣菜売場をユニーが後方支援している、という雰囲気で、売り方も価格帯も陳列の仕方もドンキ一色。唯一異なるのが「セリア」など数軒のテナントがあること。ただ、「ドンキ」のなかの専門店なので若干の違和感も

ドンキ・ユニーのほぼ真正面といえる位置には「ライフ大口店」(写真右)があり、すでに「他店徹底競合」として価格の引き下げを行っていました

ドンキ・ユニーの最寄り駅である大口の東口駅前には、2015年に新築したばかりのユニーグループの関東拠店となるユニー大口ビル(ユニーグループ関東事務所、旧ユニー大口店跡)があり、大口はいわばユニーのおひざ元。そこでの「ドンキ化」は何を意味するのでしょうか

【関連記事】

ユニー・ファミマとドンキが提携へ、業態異なり「協業や相互補完効果が期待」(2017年6月14日)

【参考リンク】

ダブルネームの業態転換1号店「MEGAドン・キホーテ UNY 大口店」のオープンについて(PDF、ドンキホーテホールディングス)

ピアゴ大口店の案内ページ(ユニー)