改修工事が進む菊名駅では売店が相次ぎ閉鎖しています。先月(2016年8月)28日(日)の10時に東急が運営していた駅コンコース内改札口横の「toks(トークス)」(「菊名東急ストア」出入口前)が閉店。今月(9月)27日(火)12時にはJR横浜線のホーム上にあった「キオスク(KIOSK)」も閉じられ、29日現在では売店の建物が早々に撤去されていました。
菊名駅ではJR駅舎の4階建て化をはじめ、駅や東西自由通路のバリアフリー化(エレベーター・エスカレーターの設置)と、JRと東急の乗換通路の整備工事がJR東日本と東急電鉄、横浜市の三者で一昨年(2014)5月から行われており、2018年3月までに供用を開始する予定としています。
これらの工事にともない売店を閉じているもので、東急の売店については工事終了後に復帰の可能性もあるといいます。一方、JRホーム上の売店は、エスカレーターが設けられる位置に近接しており、工事に支障があることから閉店したとのことです。
JRの駅舎は現在の2階建てから4階建てに増築され、駅構内にはテナントも設けられる予定です。
JR東日本では近年、駅ホームの売店を閉鎖して、ミニコンビニなどに代えるケースも増えていることから、工事終了後にホーム売店が復活するするかどうかは不透明な情勢です。
なお、東急東横線の渋谷方面ホームにある売店は現在も営業しています。
【参考リンク】
・東急菊名駅の案内図(すでに駅構内の東急ストア前にあった売店の表示は消えている)
・JR菊名駅の案内図(構内図からはホーム売店の表示が消えている)
・菊名駅改良工事について(JR東日本)