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港北ボランティアガイドの会(渡邉啓代表)は今年(2024年)6月28日(金)から12月13日(金)まで全10回にわたる「ガイド養成講座」を2年ぶりに企画し、参加者の募集を行っています。

港北ボランティアガイドの会が6月28日(金)から12月13日(金)まで全10回にわたって開く「ガイド養成講座」の案内チラシ(主催者提供)

同会は2010(平成22)年に港北区が主催した「ボランティアガイド養成講座」の受講者が中心となり、2012(平成24)年2月に設立されたボランティア団体。

区内と周辺地域の神社・仏閣や公園、施設、旧道・古道、緑道・遊歩道、河川などを熟知する団体として、年8回の公開ウォーキングツアーを実施して好評を博しており、区が主催する年3回のツアーでの案内も受託しています。

港北ボランティアガイドは年に8回の自主企画ツアーを企画し、年3回の区主催ツアーも受託している(イメージ、港北ボランティアガイド提供)

13年目を迎えた今年は26人で活動。これまでも定期的に養成講座を実施して新たなガイドを迎え入れてきましたが、「さまざまなバックグランドを持った方に参加いただき、さらに魅力のある会にしていきたい」(同会)として2022年以来となる養成講座を企画したといいます。

月に2回ほどのペースで区内公共施設などで開かれる全10回の講座は、区内各地域についての見どころや歴史といった基礎をはじめ、ガイドコースの作成実習も含めて、同会が13年間にわたって蓄積してきた情報とノウハウを伝授する内容となりました。

ガイド養成講座ではガイドコースの作成実習も含め月1~2回のペースで12月13日(金)まで実施(主催者提供)

「道端の風景などを見ながら歩くことが好きな方をはじめ、港北区のことをもっと深く知り、魅力を伝えたいと考えている方にぜひ受講いただければ」と同会。

ガイド養成講座への参加締切は6月21日(金)で、参加費(全10回分の資料代など)は2000円となっています。

なお、同会のように市民が主体となった横浜市内のガイド団体は、1992(平成4)年に中区で発足した「横浜シティガイド協会」が最初だと言われており、その後に港北区を含めた各区へ拡大。

港北ボランティアガイドの会は区内や周辺地域の史跡やスポットを13年間にわたって伝えてきた(イメージ、港北ボランティアガイド提供)

各地で発足した市民によるガイド団体は、近代史にたびたび登場する横浜中心部だけでなく、各地域の史跡やスポットを掘り起して広く伝えてきた歴史があります。

これまで200以上のウォーキングコースを独自に考案し、無数の参加者を案内してきた港北ボランティアガイドの会もそんな団体の一つです。

)この記事は「新横浜新聞~しんよこ新聞」「横浜日吉新聞」の一部共通記事です

【関連記事】

・【過去記事】発足10年の「港北ボランティアガイド」、新たなガイド養成へ独自講座(2022年9月22日)

「港北ボランティアガイド」が企画したウォーキングツアーの一例(新横浜新聞の記事一覧)

【参考リンク】

2024年6月28日(金)~12月13日(金)「ガイド養成講座」開講決定(全10回、港北ボランティアガイドの会)