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ナシの配布にいざ、出陣!秋の全国交通安全運動の開始に先駆けて、港北警察署員や交通指導員がご当地ヒーロー「横浜見聞録スター☆ジャン」らと梨を配布(警察署隣・港北交通安全協会前にて)

ナシの配布にいざ、出陣!秋の全国交通安全運動の開始に先駆けて、港北警察署員や交通指導員がご当地ヒーロー「横浜見聞録スター☆ジャン」らと梨を配布(警察署隣・港北交通安全協会前にて)

菊名に本拠地を置くご当地ヒーローも梨配布で「事故ナシ」を訴え――きのう(2017年)9月21日(木)から秋の全国交通安全運動がスタートしました。今年の港北警察署管内の交通事故発生状況は、7月末現在で死者2名、発生件数も対前年で46件(10.3パーセント)増の491件と、大幅に増えています。

これにストップをかけようと、新横浜駅にも近い環状2号線沿い・太尾新道入口交差点付近(大豆戸町・新横浜3)で、(2017年)9月19日(火)午後に、「秋の全国交通安全運動に伴う事故ナシ(梨)キャンペーン」を実施。ドライバーや歩行者に「事故なし」を願った梨や、交通安全を呼び掛ける啓発チラシなどが、実施団体である港北警察署の署員、港北交通指導員連絡協議会(事務局:港北交通安全協会内=大豆戸町)の約30名により配布されました。

この梨配布は毎年秋のこの時期に20年以上にわたり行われているといい、神奈川県内各地区の交通安全協会長と警察署長の推薦により県交通安全協会長が委嘱する「交通指導員」が梨300個を用意したといいます。

太尾新道入口交差点付近の通行人に季節の梨や事故防止を訴えるチラシを配布

太尾新道入口交差点付近の通行人に季節の梨や事故防止を訴えるチラシを配布

今年も4回目の参加となる特別ゲストのご当地ヒーロー「横浜見聞伝スタージャン」スター・ジャンタイガ・ジャンの2人も梨を配布しましたが、運営会社が地元企業のリヴィールエンタテインメント株式会社(本位田牧代表取締役社長・菊名7)なためか、菊名や神奈川区など地元周辺からファンも多く駆け付けるなど、突然のヒーローとの遭遇に驚き、写真撮影などを行う通行者らとともに、場を盛り上げていました。

著名人の来訪により、一人でも多くの皆さんに交通安全週間のことを知っていただき、交通事故防止を周知いただければ」と、港北交通安全協会の高橋亨(あきら)事務長。港北区内の「交通事故ゼロ運動」を推進している同協会にとって、既に年内に2人の死亡事故が発生してしまったことについての悔しさをにじませながら、区内の各小学校にて実施している「はまっ子交通安全教室」などの交通安全活動にもより一層力を入れていきたいと語ります。

車のドライバーにも安全運転を呼び掛け(右が牧署長)

車のドライバーにも安全運転を呼び掛け(右が牧署長)

港北警察署の牧智明署長も「歩行者やドライバーの事故は、安全確認を充分に行わないことでの事故が非常に多くなっています。歩行者や車は止まってくれるという思い込みは捨て、またカーブミラーなどの確認だけに頼らず、自分自身の目でしっかりと“安全確認”を行うことを心懸けてもらいたい」と、スター・ジャンと共に梨を配りながら、多く通りかかる人々に交通安全への呼び掛けを行っていました。

秋の全国交通安全運動は9月30日(土)まで。特に高齢者や自転車など二輪車、歩行者の事故は増加傾向にあるとも言われ、身近な環境での交通安全の意識の向上はもちろん、交差点などでの日々の「注意力」を磨きながら過ごしていくことは、自身、そして周りの人々の命を守っていくためにも、最も大切なことといえそうです。

ご当地ヒーローの来訪に、場も多いに盛り上がった

ご当地ヒーローの来訪に、場も多いに盛り上がった

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【参考リンク】

港北区内の交通事故発生概況 平成29年(2017年)7月末(神奈川県港北警察署)

横浜見聞伝スター ジャン公式サイト(リヴィールエンタテインメント株式会社)

横浜見聞伝スター ジャン(公式)Twitter ※当日の模様を紹介

平成29年秋の全国交通安全運動推進要綱(内閣府ホームページ)