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Sトレイン

東急電鉄は今月(2017年3月)25日(土)に東横線と目黒線でダイヤ改正を行うと発表しました。東横線では祐天寺駅に通過線を新設することで、朝のラッシュ時間帯に運転される通勤特急や急行のスピードアップが図られるほか、目黒線では朝ラッシュ時に増発や夜間などに地下鉄線直通列車本数の増便が図られます。

今回の改正では、東横線の祐天寺駅に通過専用の線路を1本設けることで、先に走る普通列車を追い抜きやすくします。これにより、朝ラッシュ時に運転されている通勤特急と急行では、横浜から渋谷間の所要時間が最大で3分の短縮になるといいます。

祐天寺駅の上下線の真ん中に追い越し専用の線路が設けることで、朝の通勤特急・急行のスピードアップを図る

祐天寺駅の上下線の真ん中に追い越し専用の線路を設けることで、朝の通勤特急・急行のスピードアップを図る

目黒線では、平日の8時50分と9時5分に日吉駅発の急行列車2本を増発するほか、9時台に目黒駅から日吉行の急行1本と各駅停車を1本を増やします。また、22時から23時台に日吉を出発する目黒方面行列車を計3本と、22時48分に目黒駅を出発する日吉行の急行列車1本が増発されます。土日祝は日吉発の地下鉄三田線方面行1本と目黒駅を0時7分に出発する日吉行列車などが増えます。

加えて、これまで目黒が始発だった平日0時台に出発する2本の列車がそれぞれ、三田線と南北線方面からの直通列車に変わります。土休日は目黒発日吉行の最終列車を0時19分発とし、4分繰り下げられました。

このほか、今回のダイヤ改正では、土休日に全席指定席の西武秩父行の観光列車「Sトレイン(S-TRAIN)」の運転が始まります。

※見出し左の写真は東横線内を試運転中の「Sトレイン」(左側)

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【参考リンク】

3月25日(土)に東横線・目黒線でダイヤ改正を実施、列車の増発や座席指定列車の運転開始などにより、ますます便利に(東急電鉄、2017年3月2日)