一昨日(2016年8月15日)の16時15分ごろ、菊名7丁目を通る東海道新幹線の高架橋からコンクリート片が7.5メートル下の駐車場に落下していたことがわかりました。JR東海が同日発表したものです。
JR東海によると、落下したコンクリート片は全部で4つの塊(かたまり)で、総重量は50グラム。もっとも大きい塊は、7×5×1センチ(40グラム)の大きさだったといいます。駐車場の利用者や通行人などにケガはなかったとのことです。
同社では高架橋のコンクリートが劣化により剥れ落ちたものと推定。「構造物の強度には問題はなく、列車運行にも影響はない」としています。
港北区内では新横浜駅の周辺から日吉にかけて、新幹線の高架下を駐車場や倉庫などとして活用している場所が目立ち、高架橋に沿って生活道路が近接しているエリアも多いため、コンクリートの劣化状況は気になるところです。
※見出し左の写真は新幹線のイメージ(新横浜駅)
【参考リンク】
・東海道新幹線品川駅~新横浜駅間の高架橋からのコンクリート片落下について(PDF、2016年8月15日、JR東海)