港北区の都心・新横浜と篠原・大豆戸・菊名・小机・新羽などの地域情報を伝えるインターネット新聞
グルメレポート 新横浜・菊名・大倉山

グルメレポート 新横浜・菊名・大倉山【グルメレポート第18回:2017年4月17日「大倉山編2」】夜しか開いていない大倉山の著名な“大衆食堂”は、かつてどこの駅前にも1~2軒あったような駅前食堂を現代風に進化させたかのような雰囲気。昼間に営業していないのは残念ですが、大倉山駅からの帰路、仕事帰りに立ち寄れば、全国系チェーンや居酒屋にはない癒しがあるかもしれません。

p170417y001

新幹線の高架橋(綱島街道寄り)沿いにある臼屋食堂

大倉山駅から商店街の「レモンロード」を港北区役所(綱島街道)方向へ300メートルほど。東海道新幹線の高架橋を越えたあたりで、右手の奥まった位置に見える黄色い灯りが「臼屋(うすや)食堂」です。

約10年ほど前にオープンした同店は、レモン通りから少し離れ、新幹線高架橋にくっつくように建てられていて、夜は少し分かりづらさがありますが、逆にこの奥まった環境が落ち着きをもたらしているようです。店内は座敷を中心に70席ほどあって広く、テーブル席以外は禁煙となっていて、煙くはありません。

p170417y004

食事メニューだけでなく一品メニューも魅力的

メニューが豊富かつ店内が広いためか、土曜日などは家族連れの姿も目立ちます。労働帰りに丸椅子に座ってナイターを観ながら瓶ビールやコップ酒をあおって1日の疲れを癒す、といった昔の大衆食堂とは少し雰囲気が違いますが、店内にテレビが流れているあたりに名残も。そして、壁に貼られた短冊式のメニューの多さも古きよき大衆食堂文化を受け継いでいるようです。

一度や二度では覚えられないほどのメニューがあるため、食事の場合は「カレーライス」(税別500円)や「チャーハン」(同550円)、「ソース焼きそば」(同550円)、「オムライス」(同600円)、「カツカレー」(同800円)、「カツ丼」(同850円)、「うな丼」(同950円)といった定番メニューを注文するのがよさそう。

p170417y002

店頭も洒落た雰囲気です

16時から22時(オーダーは21時30分まで)の間しか営業していないため、居酒屋的な利用者が目立ちますが、あくまでも「食堂」なので、飲み物を注文しなくても問題なし。お冷を持ってきてくれます。

ただ、ソーセージフライやなすフライ、ちくわフライ、えびせん、にんにく揚げ、フライドポテトなど税別200円からある一品メニューや、名物の「ハムカツ」(同250円)、日替わりの刺身類(マグロブツが同450円など)を見ると、食事より「とりあえず生ビール」(中ジョッキ同420円)と注文したくなる誘惑にかられるのも事実。サワー類や焼酎などがおおむね税別350円と手ごろなのも困ったものです。

そういう時には、ご飯とみそ汁が付いた「定食セット」(同250円)やライス(同200円)を注文し、無数の一品メニューを“おかず”に「オリジナル定食」を作ってしまうのがいいかもしれません。厚焼き玉子(同450円)やハムエッグ(同350円)、ゴーヤチャンプルー(同500円)、冷奴(同150円)や生卵(同50円)などと組み合わせても面白そう。

味噌汁も付いてくる「オムライス」(税別600円)

味噌汁も付いてくる「オムライス」(税別600円)

この日は飲まないと決め、「とりあえずオムライス」(税別600円)を注文し、一品で「ハムカツ」(同250円)を追加。懐かしさに上品さが加わったオムライスだけでも満足なのですが、揚げたてのハムカツがあまりにサクサクで旨く、またビールの誘惑が再来。なかなか罪作りな大衆食堂です。

夜になるとなんとなく立ち寄りたくなる臼屋食堂。一人で行っても、何人かで飲みに行っても、家族で行っても違和感なく飲食できる店は、ありそうで少ないだけに貴重です。この10年で地域の人気店となった理由が分かった気がしました。

日祝と月曜日は定休日です。

  • 新横浜&周辺エリアのグルメレポートは記者が個人的に訪れているなかで、「ここは!」というお店についての情報を紹介するとともに、個人としての所感を述べていく連載です。バックナンバーはこちら。なお、日吉・綱島・高田エリアの記事は「横浜日吉新聞」をご覧ください。

【関連記事】

<グルメ>大倉山駅至近のランチメニュー豊富な「大衆中華店」、神髄は夜の居酒屋営業(2016年12月26日)

【参考リンク】

臼屋食堂の公式サイト

臼屋食堂(「食べログ」のページ)

関連スポンサー広告(グーグルから配信)