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グルメレポート 新横浜・菊名・大倉山【第3回:2017年1月5日「菊名駅前編1」】JR横浜線と東急東横線が交わる交通の要衝・菊名駅。地元の人以外は両線の連絡改札口を通るため、駅の外へ出る機会は少ないかもしれませんが、途中下車をしてでも訪れたい飲食店が東急側の東口(臨港バス乗場側)には多数あります。

菊名駅の東口は、バスやタクシーが乗り入れているのに、狭い道路とごく小さな駅前広場しかなく、歩行者にも車にも快適な環境とはいえませんが、逆に駅へ続く道の両側にさまざまな飲食店が密集していて、駅近くで食事場所を探すには適した環境です。

菊名駅の東口(東急側)の駅前は狭いものの、著名店が近接しているので訪れるには便利

菊名駅の東口(東急側)の駅前は狭いものの、著名店が近接しているので訪れるには便利

たとえば、菊名東口の著名店として知られるラーメン中華店「丸天」(菊名6)や、妙蓮寺に本店を置く鴨そばの「鴨屋そば香(こう)菊名店」 (菊名4)も徒歩1~2分圏内。ラーメン「武蔵屋菊名店」(菊名4)や焼鳥店「鳥若」(菊名5)も、駅の目の前といえる距離にあります。

そんなグルメ密集エリアで、駅を降りてわずか50メートル圏内で営業しているのが、創業40年以上という洋食店「サンロード(SUN ROAD)」(菊名6)です。

外からは喫茶店に見えてしまうものの、店内に30席を持つ本格的な洋食店の「サンロード」(左側)

外からは喫茶店に見えてしまいますが、店内に30席を持つ本格的な洋食店の「サンロード」(左側)

レンガ模様と小さな出入口の外観だけを見ると、喫茶店と間違いそうな雰囲気の店構えですが、牛ヒレステーキ(サラダ・ライス付き税込2200円)からハンバーグ(同1200円)、スパゲティ(850円)、ピザ(950円)、オムライス(900円)、ピラフ(850円)まで洋食メニューを豊富に揃える本格的な洋食レストラン。ワインは各種ありますが、喫茶メニューはありません。

外から見ると小さな店に見えますが、店内は4人掛けと6人掛けのテーブルの30席ほどあって比較的ゆったりしています。平日のランチタイムにはビジネスマンの姿が目立ちますが、一人で訪れる女性も少なくありません。

ハンバーグなどを手軽に食せる日替わりランチ(900円)も魅力的ですが、「ポークソテー」(サラダ・ライス付き1200円)や「しょうが焼き」(同1100円)、各種「カツ」類(同1100円)、豚ヒレ肉にミートソースとチーズをのせてオーブンで焼いたという「パルメザン」(同1100円)など豊富な肉類メニューに目を奪われます。

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デミグラスソースと玉ねぎの甘みが混じってクセになりそうな味

この日、注文したポークソテーは、肉の上にかかったデミグラスソースと下に敷かれた玉ねぎの甘みが混ざり、クセになってしまいそうな味です。これなら、午後からの仕事に備え、パワーをもらえることは間違いありません。

今後、昼間や夕食時に菊名駅を通る際は、JR・東急連絡通路を通らずに東口で途中下車しようと心に決めました。

(価格などのデータは2016年12月現在のものです。詳細は公式サイトなどでご確認ください)

  • 新横浜&周辺エリアのグルメレポートについて
    このコーナーは、新横浜新聞の記者が個人的に訪れているなかで、「ここは!」というお店についての情報を紹介するとともに、個人としての所感を述べていくコーナーです。新横浜と菊名、大倉山、妙蓮寺、新羽、岸根公園といった港北区内駅の周辺エリアを対象に、気力が続く限り毎週1店ずつ地道に紹介してまいります。なお、日吉・綱島・高田エリアの記事は「横浜日吉新聞」をご覧ください。

【参考リンク】

サンロード(Sun Road)(「食べログ」のページ)

菊名東口駅前商店街のサイト「菊名どっとこむ」(商栄会)