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JR横浜線電車

JR横浜線は横浜駅や桜木町駅へ直通電車が少ない――。横浜市の公式Webサイト内にある「市民の声」コーナーにそんな声が投稿されていました。これに対し横浜市は、神奈川県内の自治体で構成する「神奈川県鉄道輸送力増強促進会議」を通じ、根岸線への乗入れ本数増加をJR東日本に要望していといいます。

「神奈川県鉄道輸送力増強促進会議」のパンフレット

「神奈川県鉄道輸送力増強促進会議」のパンフレット

市民の声コーナーは、市民から寄せられたさまざまな意見や要望、提案、苦情に対し、横浜市側からしかるべき回答を行うもので、毎月数百件のやり取りがWebサイト上で公開されています。

今回投稿されたのは「新横浜駅をもっと便利にしてください」という内容で、横浜線のホームから直接地下鉄に行ける地下通路を整備することなどを求めています。

横浜市都市整備局の回答は「現時点においては、新横浜駅の横浜線ホームと地下鉄とを直接連絡させるような通路の計画はありません」とはいうものの、「駅施設の混雑緩和と利用者の利便性向上につながる改札口の新設等について、鉄道輸送力増強促進会議を通じてJR東日本に要望している」といいます。

鉄道輸送力増強促進会議は、神奈川圏内の鉄道輸送力の増強や利便性の向上を目標に、1964(昭和39)年に設立されています。昨年(2015年)は、JR東日本に対し「運転本数の増加及び運転区間の延長」や「根岸線への乗入れ本数の増加」など横浜線だけで10項目を要望しています。

日中は1時間9本のうち根岸線直通は5本となっている

日中は1時間9本のうち根岸線直通はおおむね6本となっているが、朝や夕方のラッシュ時は直通列車が極端に少なくなる(新横浜駅)

同会議側は根岸線への乗り入れについて、「新幹線アクセスの強化や乗換えの解消など、利用者のさらなる利便性向上のため、朝夕のラッシュ時及び夜間の乗入れ電車をさらに増発するとともに、東神奈川駅からの乗入れ区間を、桜木町駅から磯子駅・大船駅まで延伸されるよう要望いたします」と申し入れています。

これに対し、JR東日本は「平成27年3月ダイヤ改正においては、かねてからのご要望等を踏まえ京浜東北根岸線のダイヤを最大限工夫し、朝ラッシュ時間帯にご利用の多い桜木町駅までの直通運転を3本増発いたしました。さらに、平成28年(2016年)3月ダイヤ改正にて、夕通勤時間帯に磯子駅までの1往復を拡大いたしました。夕方ラッシュ時間帯と夜間帯直通運転の増発及び区間延伸については、お客さまのご利用状況を見極めつつ検討してまいります」と回答しています。

横浜線からは新幹線・地下鉄・イベント客が同じ導線で進む

横浜線の出入口からは、篠原口で乗降する人を除き、新幹線・地下鉄・イベント客が同じ導線で進むことになり混雑する

一方、新横浜駅については、「ホームから改札口に至る通路が1つであることから、通勤・通学時間帯や『日産スタジアム』等でのイベント時に駅構内が極めて混雑します。ついては、混雑緩和と利用者の利便性向上につながる新たな改札口新設を要望いたします」とし、JR東日本は「新横浜駅のご利用状況は当社も把握しております。今後、関係自治体と連携し駅全体のあり方について、検討を進めていきたいと考えております」と答えました。

これから先、JR横浜線の環境は改善されていくのでしょうか。

【参考リンク】

「新横浜駅をもっと便利にしてください」(横浜市「市民の声」2016年9月23日公開※一定時期が過ぎると削除されます)

神奈川県鉄道輸送力増強促進会議

平成27年度のJR横浜線に関する要望と回答PDF、神奈川県「鉄道輸送力増強促進会議」)

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