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相鉄線内用の新型車両がまもなく登場します。

相鉄(相模鉄道)は新型車両「13000系(1万3000系)」について、今月(2026年)3月30日(月)から相鉄線内で営業運転を始めると発表しました。

報道公開された13000系を紹介する相模鉄道キャラクター「そうにゃん」(3月9日、海老名市の「相模鉄道車両センター」)

13000系は現時点でJR線や東急線方面へは乗り入れず、相鉄線内用の車両としてまずは8両編成1本を投入。今後の増備は検討している段階とのことです。

現在、相鉄線内を走っている車両のなかでは、1990(平成2)年から1999(平成11)年までに投入された「8000系」が長い地下区間を走行できる仕様にはなっておらず、現在工事中の西谷駅二俣川駅間(約2.8キロ)が地下化(2033年度の事業完了予定)された時には走れなくなるといいます。

新型車両を開発した背景について説明する相鉄の村松車両課長(3月9日)

こうした古い車両を置き換えていくことに加え、相鉄線内での将来的なワンマン運転も見据えた結果、「今後(ワンマン化の)準備を進めるためには、新型車のほうがいいという判断をした」(相鉄の村松健太郎車両課長)。

今回投入された13000系は、近年投入されたJR線乗り入れ用の「12000系(1万2000系)」や、東急線乗り入れ用の「20000系(2万系)」「21000系(2万1000系)」と同様に濃紺色の「ヨコハマネイビーブルー(YOKOHAMA NAVYBLUE)」で塗装。

相鉄ホールディングス経営戦略室で広報・ブランド戦略を担当する林浩之課長は2014年から行ってきたブランドアップの歩みなどを紹介、13000系は相鉄の“未来”を背負う存在の一つとなる(3月9日)

デザインはこれまでの「安全×安心×エレガント」に「未来」というコンセプトを加えて開発し、たとえば車両前面のヘッドライトは“未来を見つめる目”をイメージしているといいます。

車内装備では、これまでの新型車と同様に時間帯で色調が変化する調色調光式のLED照明や空気清浄機、ベビーカー・車椅子用のフリースペースを設け、立ち座りが容易になる「ユニバーサルデザインシート」も採用。空気清浄機や車内の防犯カメラは性能を向上させたとのことです。

今回の13000系も開放感のある室内となっている(3月9日)

先頭車両では扉の位置を均等化した結果、JR線乗り入れ用の12000系と比べて座席を6席増やしており、1編成で計12席の増設となっています。

相鉄の千原広司社長は「弊社の思いを込めた自信の車両を作り出すことができた。沿線のお客様により快適で、上質な移動体験をお届けしていきたい」と話していました。

デザインブランドアッププロジェクトでアートディレクターをつとめる水野学さん(右2人目)とともに記念写真に収まる千原社長(右3人目)、右端は林課長、左端は村松車両課長(3月9日)

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相鉄の新型車両をいち早く公開、3月20日(金・祝)に「13000系おひろめ会」(2026年2月17日、締切済み、多数の応募があったという)

・【過去記事】<相鉄>初の“東急乗り入れ仕様”に苦心と自信、目黒・東横線方面向け新型車両への思い(横浜日吉新聞、2018年1月18日)

・【過去記事】JR線内でも「相鉄」を強烈に印象付けるデザインに、直通線用の新型車6編成を投入へ(2018年10月9日)

【参考リンク】

「新型車両『13000系』3月30日(月)営業運転開始【相模鉄道】」(今回投入される新型車両について)

相鉄「デザインブランドアッププロジェクト」(13000系のデザイン詳細など掲載)