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アピタ日吉店(箕輪町2)が2015年11月に閉店した影響は大きかったようです。昨年度(2016=平成28年度)、港北区の大型小売店における商品販売額が激減し、人口1人あたりの販売額では神奈川県内ワーストの減り幅となっていたことがわかりました。

神奈川県がこのほど発表した「平成28年大型小売店統計調査結果報告(年報)

今年(2017年)9月29日に神奈川県が公開した「平成28年大型小売店統計調査結果報告(年報)」によるもので、この調査は売場面積が1000平方メートルを超えるスーパーや百貨店の販売額などを県がまとめたもの。

港北区の大型店では、年間販売額が2015(平成27)年度には892億59万円あったものが、2016年度は756億5563万円と135億円超の減少。人口1人あたりの販売額は21万8000円で、昨年度と比べ15.5%減となり、市内でスーパー閉店が相次いだ小田原市の15.2%減よりも大きな減り幅となっていました。

なお、港北区内の大型店舗数は前年度比マイナス1店の24店で、従業員数は102人減の2271人。総売場面積も前年度比10.4%減の7万1174平方メートル。1店舗あたりの人口は1万4455人(昨年度比640人増)でした。

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アピタ日吉店が最終日、店長「お叱りや戸惑いの声を多数いただいた」(日吉新聞、2015年11月29日)

【参考リンク】

平成28年大型小売店統計調査結果報告(年報)(2017年9月29日、神奈川県)