港北区の都心・新横浜と篠原・大豆戸・菊名・小机・新羽などの地域情報を伝えるインターネット新聞
グルメレポート 新横浜・菊名・大倉山

グルメレポート 新横浜・菊名・大倉山グルメレポート第22回:2017年6月26日「綱島街道編1」】回転寿司チェーンの大手、かっぱ寿司が新たな柱として70分間で税別1580円(女性は同1380円)の「食べ放題」を今月(2017年6月)13日から来月14日まで全国20店で試行していることが大きな話題となっています。そもそも1皿100円と安い大手回転寿司チェーン。利用者は“モト”がとれるのでしょうか。

都内と神奈川県で唯一の食べ放題試行店となって以来、「かっぱ寿司 北新横浜店」は平日の昼を過ぎると大変な状況となっている

全国に約350店を展開する「かっぱ寿司」のなかで、東京都内と神奈川県内で唯一、食べ放題が行われているのが地下鉄ブルーライン「北新横浜駅」近くにある北新横浜店。食べ放題は平日の14時から17時までの3時間限定にもかかわらず大量の客が殺到しており、初日から数時間待ちという状況になっています。

その後も頻繁にマスコミに取り上げられるなど話題は過熱。ある日、食べ放題が始まる1時間前に訪れてみたら、店内の座席はそれほど混んでいないのに、待機スペースだけは超満員。「現時点で60人待ちです」との店員の言葉に「ええっ!」と驚いていると、そんな様子を嬉しそうに捉えるテレビ局のカメラが後方に……。

綱島街道沿いの菊名6丁目に昨年12月にオープンした「はま寿司 横浜菊名店」は現在、平日は1皿税込み97円

あまりに騒然としたかっぱ寿司の雰囲気におそれをなし、翌日訪ねたのが同じく大手回転寿司チェーンの「はま寿司 横浜菊名店」(菊名6)でした。

港北図書館から少し大倉山寄り、綱島街道沿いにあった和食ファミリーレストラン「華屋与兵衛(はなやよへい)菊名店」の跡地で昨年(2016年)12月にオープンしたばかりの店です。菊名駅東口から歩いて8~9分、港北郵便局の至近距離に位置しています。

はま寿司は、牛丼の「すき家」や「なか卯」などを展開するゼンショーホールディングスの子会社で、近年は急速に店舗数を増やしています。日吉駅に比較的近い川崎市中原区木月に「日吉店」はありますが、港北区内では菊名店が初めての店舗となります。

同チェーンでは、基本は1皿税別100円(税込108円)ですが、平日に限り1皿税別90円(税込97円)のキャンペーンを行っており、菊名店はその対象で、平日なら1皿100円以下で食べることができるのです。ここで“食べ放題”の気分を味わうとともに、かっぱ寿司の食べ放題はモトが取れるのかどうかをはま寿司で試してみました。

「はま寿司 横浜菊名店」の受付員はロボットのPepper(ペッパー)君

菊名店のドアを開けると、「いらっしゃいませ」とどこかで聴いた合成音。ソフトバンクのロボット「Pepper(ペッパー)」がはま寿司の衣装を着て立っています。胸の部分にあるタッチパネルに人数を入力すると、着席場所が印刷された紙が出力されというシステムです。ロボットに受付業務をさせるという斬新さに驚かされます。

回転レーンにも常に寿司の皿は流れているものの、その数は多くないため、席にあるタッチパネルで好きなネタを注文し、「ご注文品」と書かれた皿をレーンで流してもらうのが得策です。なお、同店では“ペッパー君”に店番をさせている影響か、店員の数は特に少ない印象。汁物やドリンクなど人間が運ばなければならない特殊メニューは、提供に少し時間がかかることがあるのは難点です。

「握り」「軍艦」「巻物」など約90種近い寿司メニューが1皿(2カン)で税込み97円。かっぱ寿司の食べ放題は税込価格では1706円に設定されているので、平日のはま寿司なら最低でも17皿(97円×17皿=1648円)以上食べなければなりません。

4つの醤油を楽しめるのは「はま寿司」ならではの楽しさ

そうしたプレッシャーを感じながら、座ると同時にマグロやハマチ、サーモン、巻物など手あたり次第に注文し、届いた順に食べていきます。はま寿司では、同オリジナルの「だし醤油」をはじめ、「北海道日高昆布醤油」「九州甘口さしみ醤油」「関東風濃口醤油」という4つの醤油に加え、ぽん酢や塩も用意されていて、醤油の違いを楽しみながら寿司を味わえるのも同チェーンならではの楽しさです。

5~6皿くらいまでは全部の醤油を試したり、寿司を味わったりする余裕があったのですが、次第に飽きてきて、「えび天」や「炭火焼牛カルビ」「唐揚げ」といった“変わりダネ”に挑戦。わざわざ揚げたてを供するえび天寿司のこだわりぶりや、肉類を寿司ネタとして絶妙に工夫した旨さに感心しながらも、10皿を過ぎると、何を食べているのか分からなくなってきました。

注文はタッチパネル式の画面から行う

カウンター席の隣に座ったご老人が期間限定の「大とろ」を一人で一気に8皿も注文して平らげる様子や、右隣の大食い男性が15皿以上を積み重ねる姿を見て、思わず頭痛がしてきたあたりでギブアップ。結局、店に入ってから30分でわずか12皿に終わり、料金は税込み1164円でした。

何時間も並んでかっぱ寿司の食べ放題に挑戦しなくてよかったと痛感。もちろん、20皿以上を余裕で平らげるような人には、食べ放題はお得ですが、10~15皿レベルしか食べられないと逆に損をしてしまいます。

というより、かっぱ寿司もはま寿司ももともと安くで寿司を味わえるのがメリット。食べ放題で無理して皿を重ねるのではなく、「旨い」と感じられる適量を楽しむことが大事だと思わされました。

  • 新横浜&周辺エリアのグルメレポートは記者が個人的に訪れているなかで、「ここは!」というお店についての情報を紹介するとともに、個人としての所感を述べていく不定期連載です。バックナンバーはこちら。なお、日吉・綱島・高田エリアの記事は「横浜日吉新聞」をご覧ください。

【関連記事】

東京・神奈川で唯一、北新横浜の「かっぱ寿司」で平日午後限定の食べ放題を試行(2017年6月13日)

菊名6丁目の華屋与兵衛跡、回転寿司「はま寿司」は12/21(水)にオープン(2016年12月8日)

【参考リンク】

はま寿司 横浜菊名店の案内ページ

かっぱ寿司北新横浜店の案内ページ

関連スポンサー広告(グーグルから配信)