綱島街道沿いの樽町1丁目にあるベーカリーレストラン「サンマルク」の大倉山店は、今月(2017年4月)24日(月)限りで閉店すると運営会社が発表しました。同店の店頭には「20年間この地で営業できましたのも、ひとえに皆様のおかげでございます」と書かれた紙が貼り出されています。
ベーカリーレストラン「サンマルク」は、コーヒーチェーン「サンマルクカフェ」やパスタチェーンの「鎌倉パスタ」などを展開するサンマルクグループが運営。店内にグランドピアノを設置するなど、ファミリーレストランよりも高級感をうりにし、店内で焼くパンを食べ放題としているのが特徴です。
サンマルクグループは1989年に岡山県で開業したレストランを源流としており、ベーカリーレストランは同グループの祖業といえる存在。昨年(2016年)3月現在で全国に計85店を営業していましたが、今年に入ってから7店の閉店を決めるなど、店舗数が減少傾向にあります。
大倉山店は大倉山駅から徒歩約10分、綱島駅東口からは徒歩約15分の樽町1丁目の綱島街道沿い(大曽根町バス停近く)にあり、天井の高い平屋づくりの店舗に96席と、緑の多い敷地内に35台分の駐車場を備え、店内にはグランドピアノも置かれています。
ランチ時は税別890円から、夕食時は同1090円から洋食中心のメニューを揃え、いずれもパンが焼き上がる度に配られる形の「食べ放題」が付いており、各種コース料理も同1980円から提供。会合や記念日などに使われているケースも多く見かけます。営業時間は11時から22時まで、土・日・祝日は9時から11時にモーニング営業も行っているとのことです。
主要道路沿いで一定の規模を持つ土地だけに、閉店後の跡地活用が気にかかります。
【参考リンク】
・ベーカリーレストランサンマルク 大倉山店の紹介ページ(2017年4月24日閉店)
・ベーカリーレストランサンマルク 大倉山店(「食べログ」のページ)