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西方寺

新羽駅近くの西方寺(新羽十字路近く)は今月(2017年3月)17日(金)から23日(木)まで、東日本大震災で損壊し、修理中だった「秘仏本尊『十一面観音像』」について特別公開を行うと発表しました。

秘仏本尊「十一面観音像」の特別開帳を知らせるポスター(西方寺の公式ブログより)

秘仏本尊「十一面観音像」の特別開帳を知らせるポスター(西方寺の公式ブログより)

平安末期の作とされるこの本尊は、東日本大震災の際に倒れたことで、足部などが破損し、自立不可能になっていました。昨年(2016年)に朝日新聞文化財団の文化財保護助成を受けることで修理を行い、今月完成したといいます。

開帳は期間中の10時から17時まで、同寺の観音堂で行われます。この時期は早咲きの「中日桜」が見ごろになる模様で、多くの参拝客が訪れることになりそうです。

西方寺は約500年前に鎌倉から新羽へ移ってきたとされる真言宗の古寺。駅から近く、境内が比較的広いため、港北区の寺社のなかでは散策客が目立っています。

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【参考リンク】

西方寺観音堂 秘仏本尊『十一面観音像』修理完成記念 特別開帳(西方寺オフィシャルブログ)

西方寺の公式サイト