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HANZOYAグループを経営する株式会社ドリームカムトゥルー企画代表取締役の加藤英二さんは「フランス料理HANZOYA(ハンゾウヤ)」のオーナーシェフ

HANZOYAグループを経営する株式会社ドリームカムトゥルー企画代表取締役の加藤英二さんは「フランス料理HANZOYA(ハンゾウヤ)」のオーナーシェフ

新横浜の地場企業が先進的な「企業内託児所」を設置――フランス料理店やウエディング事業などを手掛け、新横浜3丁目に拠点を置くHANZOYA(ハンゾウヤ)グループ(株式会社ドリームカムトゥルー企画)が、今週末(2017年6月)24日(土)に、自社で勤務する社員向けの託児所を開設します。

港北区内でも聞き慣れないこの社内託児所の設置を決断したのは、同社代表取締役の加藤英二さん。「子育てしながら働く女性、または出産後も働きたいと思っている女性を応援したい」との想いから3、4年前から構想を練っていたといいます。

同社が経営するフランス料理HANZOYAのオーナーシェフも務める加藤さんは、自ら日本全国の食材の生産地を歩き良質な食材を求めて全国を訪ね歩くという「食の道ツナギスト(食の道をつなぐ人)」としても広く業界内外で知られています。

「食のツナギスト」として九州へ、水産業加工業の成功事例から着想

加藤英二さんは「食の道ツナギスト」(写真は同サイト)として多くメディアにも登場するなど活躍。「食の現場」との交流を何より大切にしている

加藤英二さんは「食の道ツナギスト」(写真は同サイト)として多くメディアにも登場するなど活躍。「食の現場」との交流を何より大切にしている

加藤さんが「食の道」の活動の一環にて九州を訪問した際、大分県内で水産業の工場を営む企業から、企業内託児所を誕生させて成功した事例を教えられます。

社員ばかりでなく、地域社会にも良いと成功していた」というその託児所の試みが、周辺の熊本や長崎の別の企業現場にも広がっていく様子を見聞きしたこともきっかけとなり、最終的に自社でも託児所を作りたいと決断するに至った加藤さん。

「(見聞きした)水産業の工場で働く現場は、立ちっ放しなど大変厳しい現場なのですが、例えば給料に左右されがちだという海外からの研修生などと違い、その地域に住まう女性は、環境が整えば継続勤務してくれて、現地の街にも大変良い影響を与えているというのです」と、企業内託児所設置の効果がその企業ばかりでなく、その地域社会にとっても重要なことと認識させられたといいます。

土日中心の預りで女性社員の復職を“熱烈支援”

現在、百数十名を超える社員が勤務するHANZOYAでは、約6割が女性社員。とりわけ、同社の主力事業に成長したウエディング事業では、「結婚し家庭を持った女性の考え方が大変役立つ仕事」とのことで、子どもを産む期間や、育児休暇を取得後の社員の復職を多いに支援したいとその開設理由を熱く語ります。

横浜アリーナ向かいの新横浜3丁目のHANZOYAビル。フランス料理HANZOYAの他にウエディング、ケーキ、ドレス、花などの関連事業も手掛けている

横浜アリーナ向かいの新横浜3丁目のHANZOYAビル。フランス料理HANZOYAの他にウエディング、ケーキ、ドレス、花などの関連事業も手掛けている

業界柄、結婚式やレストランの仕事などが忙しく、また通常の保育園では「預けにくい」週末(土・日)をメインに託児を行うべく、大豆戸町の自社敷地内(パン工房シャンドブレ=Champs de ble)にある建物の一室を全て自社経費にて大掛かりに改装。生後6カ月から小学校3年生くらいまでの最大約10名程度の利用を想定しているといいます。

託児所のスタッフも、保育士や幼稚園教諭免許の保有者、子育て関連施設での実務経験者が就業するとのことで、「安心して預けてもらえるようにと資格のある経験者に来てもらうことになりました」と、社員の気持ちに立った託児所を作りたいと加藤さんは意気込みます。

メリットは「すぐ会える」こと、放課後の居場所の役割も

自社内で託児施設を運営することにより、「お子さんに何かあった際の連絡もスムーズに行きますし、仕事の合間に顔を出せる環境から、仕事にも安心して取り組めるとも思っています。仕事が終わったらお子さんにすぐ会えて、一緒に帰宅もしてもらえる。小学校に上がったお子さんが放課後の居場所として、より小さなお子さんたちと一緒に過ごしてもらうのもいいかなと思っています」と、親と子、会社双方にとっての託児所開設のメリットを強調します。

新横浜駅から徒歩約5分の「パン工房シャンドブレ」(大豆戸町)の敷地内に託児所を設置予定

新横浜駅から徒歩約5分の「パン工房シャンドブレ」(大豆戸町)の敷地内に託児所を設置予定

現在の“超”少子高齢化社会、そして団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となる“2025年問題”についても「この先の日本社会が心配」という加藤さんは、子育て環境の整備、そして介護における「食」の問題まで、地域社会でも大いなる貢献をしていきたいとの想いを日頃から抱いているといいます。

日本全体の働き手の“激減”が叫ばれる中、「地域の女性がより働きやすい職場」として新たな一歩を踏み出す新横浜企業・HANZOYAグループの先進的なチャレンジ。企業の人材不足を充足させるばかりでなく、長く女性が同一の職場で“子育てをしながら”キャリアを積むことができる環境が整備されることにより、新横浜周辺でのより“質の高い働き方”を後押しする、周辺地域にとっても“大きな一歩”と言えるスタートになりそうです。

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【参考リンク】

HANZOYA公式サイト(株式会社ドリームカムトゥルー企画)

フランス料理HANZOYA(株式会社ドリームカムトゥルー企画)

パン工房シャンドブレ~Champs de ble(株式会社ドリームカムトゥルー企画)

採用情報 企業内託児所スタッフ(保育士)~HANZOYA社員用託児所の開設に伴いオープニングスタッフ大募集!(株式会社ドリームカムトゥルー企画)

「食の道ツナギスト」~フランス料理HANZOYAオーナーシェフ加藤英二さんのサイト

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