新横浜・菊名・大倉山・新羽など港北区南部の地域情報サイト

冬の夜と海を楽しむ“ヨルノヨ”が始まります。

きょう(2025年)12月4日(木)からみなとみらい地区や山下公園などの広範囲でイルミネーションイベント「夜にあらわれる光の横浜〈ヨルノヨ2025〉」が始まり、12月30日(火)まで27日間にわたって、光と音楽で海岸沿いの風景を彩ります。

「夜にあらわれる光の横浜〈ヨルノヨ2025〉」のパンフレット、12月4日(木)から30日(火)まで27日間にわたって毎日17時から21時5分まで行われる(公式サイトより)

ヨルノヨは、2020年に「東京2020オリンピック」の開催を控えるなか、夜の横浜観光を盛り上げようと2019年11月から12月に行われた「NIGHT SYNC YOKOHAMA(ナイト・シンク・ヨコハマ)」が最初。翌年から“夜の横浜”や“寄るのよ、横浜”をもとに名付けたという現在の名称に変わりました。

主催は横浜市観光協会や横浜商工会議所など官民共同で組織された「クリエイティブ・ライト・ヨコハマ実行委員会」で、横浜市が共催者として名を連ねます。

「横浜港大さん橋国際客船ターミナル」でのプロジェクションマッピングを含めてイルミネーションが楽しめる(12月1日)

先端技術を駆使したイルミネーションを楽しんでもらおうというコンセプトになっており、開催期間中は海岸沿いにある建物をはじめ街全体を光で彩ります。

今年は、国際園芸博覧会「GREEN×EXPO(グリーンエクスポ)2027」の開催に向けて「花」をテーマとしたのが特徴で、光で花の雰囲気を感じられる演出内容となりました。

30分ごとに5分間「光のショー」

海上から見た「ハイライト・オブ・ヨコハマ」の様子、海岸沿いのビルなどから光を照射している(12月1日)

最大の見どころが期間中の毎日17時から21時まで30分ごとに行われる“5分間のスペクタクルショー”と銘打った「ハイライト・オブ・ヨコハマ」で、みなとみらいから山下公園まで約3キロにわたって海岸線に位置するビルや建物を音楽とともに光で装飾します。

このハイライト・オブ・ヨコハマを楽しむのに最適な場所が“クジランド”と名付けられた「横浜港大さん橋国際客船ターミナル」(日本大通り駅徒歩約7分)で、大さん橋の屋上全体が演出エリア。25メートルの“光のクジラ”が泳ぐ、国内最大級というプロジェクションマッピングは見どころです。

「横浜港大さん橋国際客船ターミナル」がメイン会場という位置付け(12月1日)

また、“ブライトガーデン”と名付けた「山下公園」会場(日本大通り駅4番出口から徒歩約7分)では、光を放つ18台のオブジェ「スターツリー」が設置され、人の動きに反応して光が動きます。

山下公園会場では18台のオブジェ「スターツリー」に注目したい(12月1日)

このほか、海上からハイライト・オブ・ヨコハマを眺めるのに適した「シーバス特別便『クルーズで楽しむヨルノヨ』」(期間中の金・土・日曜に横浜駅東口ベイクォーター発着)や、「京浜フェリー『ヨルノヨ ハイライト・オブ・ヨコハマ鑑賞クルーズ』」(期間中の水~日曜にピア象の鼻発着)の運航も予定。

期間中は普段と少し違う特別な夜景が楽しめる(12月1日)

横浜ワールドポーターズ」の屋上や、横浜市庁舎の3階にある「市民ラウンジ」、「横浜マリンタワー」などでハイライト・オブ・ヨコハマが楽しめるほか、12月6日(土)・7日(日)、13日(土)・14日(日)、20日(土)・21日(日)の6日間は「横浜ベイブリッジスカイウォーク」の開館時間が19時まで延長されます。

市内のイルミをつなぐ取り組みも

内覧会であいさつする山中市長

開催に先立ち12月1日に行われた内覧会で山中竹春市長は、「ヨルノヨは毎年パワーアップしてきた。今年は過去最大の46施設に参画をいただき、都市景観を存分に使った光のイルミネーションになっている」といい、「都市景観を活用したことで『日本新三大夜景都市(※夜景観光コンベンション・ビューローが北九州市や長崎市とともに2024年12月に横浜市を認定)』にも選ばれた」と話します。

同時期に開催されている「THE YOKOHAMA ILLUMINATION(ザ・ヨコハマ・イルミネーション)」との関係を説明する岡田実行委員長

実行委員長をつとめる岡田伸浩・市観光協会理事長は、市内各所で行われているイルミネーションを連携するキャンペーン企画「THE YOKOHAMA ILLUMINATION(ザ・ヨコハマ・イルミネーション)」に触れ、「横浜を素敵な夜景の街にしようということで、ザ・ヨコハマ・イルミネーションのプロジェクトを進めており、目玉がこの『ヨルノヨ』だ」と紹介。

推進協議会の役割についても触れた北見会長

実行委員会と連携してイベントを後方から支援する「クリエイティブ・ライト・ヨコハマ推進協議会」の北見尚之会長(リスト株式会社代表取締役)は、「推進協議会には多数の民間企業や商店街、地元の代表などが参加しており、横浜の夜景やナイトタイムを盛り上げることで街に賑わいを生み出し、横浜の魅力向上に尽力していきたい」と意気込みを語りました。

「ヨルノヨ」のクリエイティブディレクターをつとめる株式会社PixelEngine(ピクセルエンジン、京都市左京区)の山崎なし副代表が大さん橋のメイン会場における内覧会で企画意図などを説明。「ハイライト・オブ・ヨコハマ」は30分に1回の開催だが、メイン会場も山下公園会場もいつ訪れても楽しめるように工夫をしてきたという。また、プロジェクションマッピングは「あくまで横浜の魅力を引き出すための装置」と話していた

古くからイルミ企画開催の歴史

横浜市の都心臨海部(みなとみらいや山下公園など)では、これまでも冬になると夜の観光活性化を目指して各所でイルミネーションイベントが行われてきました。

冬に市内で行われているイルミネーション企画を連携するキャンペーン「THE YOKOHAMA ILLUMINATION(ザ・ヨコハマ・イルミネーション)」の公式パンフレット

市が関与したものだけでも、2002(平成14)年からイルミネーションとキャンドルライトで街を彩る「YOKOHAMA(ヨコハマ)ハーバーライト・ファンタジー」が行われ、形を変えつつも2009(平成21)年まで開催。

2011(平成23)年からは2019年まで9回にわたって国際アートイベントと銘打ち、省エネ技術とアートをテーマとした「スマートイルミネーション横浜」も開いています。

2019年の冬に始まったヨルノヨも6回目。過去5回の開催ノウハウを得た今回は、2027年3月に控える国際園芸博に向けてより充実した夜の演出を楽しめそうです。

「ヨルノヨ」の鑑賞は、みなとみらい駅~元町・中華街駅の海岸沿いが適している(公式パンフレットのマップより、※画像サイズ711MB)

)この記事は「新横浜新聞~しんよこ新聞」「横浜日吉新聞」の共通記事です

【関連記事】

新横浜駅ビル出入口をクリスマス「イルミ」で初装飾、夜の横浜観光を盛り上げ(2025年12月2日、「THE YOKOHAMA ILLUMINATION(ザ・ヨコハマ・イルミネーション)」の一環)

【参考リンク】

2025年12月4日(木)~12月30日(火)開催「夜にあらわれる光の横浜〈ヨルノヨ2025〉」(17時00分~21時05分、横浜港大さん橋・山下公園)

2025年11月~2026年2月「THE YOKOHAMA ILLUMINATION(ザ・ヨコハマ・イルミネーション)」(市内各地のイルミネーションをつなぐ共同キャンペーン)

2025年12月24日(水)19:00から5分間「横浜ナイトフラワーズ2025(旧横浜スパークリングナイト)」(花と緑をテーマとした花火打ち上げ、12月31日も19時から実施)