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新横浜プリンスペペは来年3月に閉店という判断になりました。

西武グループの西武不動産(東京都豊島区)は、自社が所有し子会社の西武不動産プロパティマネジメントが運営する商業施設「新横浜プリンスペペ(PePe)」について、来年(2027年)3月で営業を終了するときのう(2026年)2月12日に発表しました。

2026年2月時点で計63店が営業するショッピングセンター「新横浜プリンスペペ」(2026年1月)

西武ホールディングスが2024年5月に発表した中長期の経営計画「西武グループ長期戦略2035・中期経営計画(2024~2026年度)」では、新横浜は「自社所有物件最有効活用を検討」するエリアと位置付ける一方、ショッピングセンター「ペペ」については「再構築」する事業として明記。

新横浜プリンスペペ開業の半年前にオープンした「西武本川越ペペ」(埼玉県川越市)についてはひと足早く今年1月13日に閉店していました。

1年ほど先の営業終了を発表した新横浜プリンスペペについて西武不動産は、中長期の経営計画で掲げる「不動産事業を核とした成長戦略」にもとづき、「保有アセットの価値最大化を図るべく現在関係各所と調整を進めております」といい、「内容については決定次第お知らせいたします」としています。

新横浜プリンスペペの建物は9階建てで地下1階~4階までの5フロアに店舗を置き、5階~9階は駐車場となっている。地下1階・1階・2階の各フロアから隣接する「新横浜プリンスホテル」へつながっている(資料写真、2024年)

新横浜プリンスペペは、1992(平成4)年3月新横浜プリンスホテルと同時にオープンした併設の大型商業施設。当初は地下1階から4階まで5フロア(店舗面積約1万8500平方メートル)に155店を揃えました。

開業時はクリスチャン・ディオールやカルティエといった海外ブランド店を中心にテナントを誘致し、高級感を打ち出した“ファッションショッピングセンター”という位置付け。地下1階は「新横浜食品館」と題し、食料品を扱う対面販売店を揃え“デパ地下”的な店舗構成としていました。

2013(平成25)年11月の大規模リニューアルでは、福岡市早良区に本拠地を置くスーパーフードウェイ(foodway)」(地下1階)や、ファストファッション「GU(ジーユー)」(2022年10月閉店)など14店が新規出店し、25店がリニューアル開店しています。

「新横浜プリンスペペ」の公式サイトでは、同じ西武グループである新横浜プリンスホテルや横浜アリーナとの連携もPR

2026年2月現在の主なテナントは、地下1階にフードウェイや「フィット・ケア・デポ(ドラッグストア)」「ポンパドウル(ベーカリー)」などの食料品関連店舗、1階は「成城石井」のほか飲食店やファッション関連店舗、2階に「タリーズコーヒー」「coca(コカ=ファストファッション)」「洋服の青山」など11店、3階は「無印良品」「ABC-MART(マート)」など11店、4階に「しまむら」「くまざわ書店」「キャンドゥ」など8店が位置し、日常性を重視した計63店が営業中です。

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・【過去記事】今年の新横浜は「30周年」が相次ぐ、プリンスペペが各種企画を開始(2022年3月8日、4年前には開店30周年を祝っている)

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新横浜駅ビル内の「フードメゾン」撤退へ、コロナ前から利益面に課題(2022年6月21日、駅ビルでは食料品の販売店が撤退し、プリンスペペが地域住民の重要な買物スポットとなっている)

【参考リンク】

株式会社西武不動産「新横浜プリンスペペの営業終了について」(2026年2月12日発表)

新横浜プリンスペペの公式サイト(営業案内など)