PTAとの“絆”で日本の歴史を刻む書道家が来校、「特別授業」で卒業前の想い出を彩ります。
環状2号線沿いの師岡町にある師岡小学校(平田あや校長)は、卒業を控えた6年生全クラスを対象に、書道家の茂住菁邨(もずみせいそん)さん(本名:茂住修身=おさみさん)を招いた書道の授業を実施。

新元号「令和」を揮毫(きごう)したことで知られる書道家の茂住菁邨(もずみせいそん)さん(本名:茂住修身=おさみさん)を招いた書道の授業が行われ、早速「令和」の楷書(かいしょ)、行書を披露した(12月9日)
初開催となった昨年(2024年)に続き、新元号「令和」を揮毫(きごう)したことで知られる茂住さんと、「未来の一字を紡(つむ)ぐ」授業を行いました。
現在、横浜市で2番目となる1187人(7月1日現在)が在校している同小学校。
6年生児童も6クラス、約200人在籍しているということもあり、2グループ約100人ずつの授業として、今週(2025年)12月9日(火)と11日(木)の2日間に分け、会場も前年同様に広々とした体育館での授業を行いました。

大学時代は370人が所属する書道部での部長を務めた経験を持つ茂住さん。その経験は内閣府での賞状などを書く仕事にもつながり、「好きなことを続けていけばいいことがある」と子どもたちを激励。「筆は立てて」とのアドバイスも行っていた
前年に続き、今回の授業の実現に寄与したのは、茂住さんとの信頼関係を築いてきた同小学校PTAによる、「子どもたちに“本物”に触れてもらう体験」をしてもらいたいというバックアップに拠るもの。
「全国的にも知られ、大変忙しいスケジュールをこなされている茂住さんに来校いただけたことを、大変光栄に思っています」と、PTA会長を務める横溝和宏さんは、茂住さんとのつながり、そしてPTA活動への保護者一人ひとりの協力があってこそ、茂住さんを招くことができたと説明します。

茂住菁邨さんは岐阜県立斐太(ひだ)高校から大東文化大学経済学部に進学、卒業後、総理府(現内閣府)に入府。在職時に内閣総理大臣や国務大臣、国民栄誉賞などの盾の題字や賞状の揮毫(きごう)を行うなど「日本の歴史を刻む」活躍を遂げてきた
卒業を前に、子どもたちが「未来に向けて」記したいと願った一文字、そして名前の見本を、朱書きで茂住さんが用意。
希望する児童には、一緒に筆を進めるサポートを行うというまたとない経験をプレゼントし、“忘れられない”卒業前の授業のひとときを過ごしていました。

地元・大曽根台で「ふかわ写真館」を経営する学校カメラマン・冨川拓未さん(株式会社冨川写真)による記念撮影も行われた
横溝さんは、「PTAがあるからこそ、こういった授業を行うことができたと改めて感じます。子どもたちには、ふと振り返る際、また大人になってからも、戻って来られる場所、師岡小学校での懐かしい思い出として心に刻んでもらえたら」と、子どもたちの未来に向けての熱き想いを語ります。
「本物”に触れる大事さも、ずっと喜びとして感じてもらい、子どもたちの未来の糧にしてもらえたら」(横溝さん)との想いから今回の特別授業を実現させた同校のPTA活動。
一人ひとりの保護者や教職員の活動への参画や理解の促進はもちろん、各校のPTA活動への“地域ぐるみ”での支援や協力をより力強く行っていくことが望まれます。
(※)この記事は「新横浜新聞~しんよこ新聞」「横浜日吉新聞」の共通記事です
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・【前年記事】“令和”揮毫(きごう)の書道家や慶應学生も、師岡小で2つの「特別授業」(2025年1月8日)
・<50周年記念>全学年が特別授業、市内最多児童の師岡小から“宇宙飛行士”の夢(横浜日吉新聞、2022年12月21日)
【参考リンク】






