2025-26年シーズンが始まりました。プロアイスホッケー「アジアリーグ」の横浜グリッツ(GRITS)は、今月(2025年)9月6日(土)と7日(日)に本拠地のKOSE新横浜スケートセンターで東北フリーブレイズとの開幕戦に勝利しましたが、翌日は延長で惜敗し、開幕2連戦を1勝1敗(延長負け)としました。(※ページ下部にアジアリーグの関連情報)
初戦は38分、この試合4度目となるPP(パワープレー)のチャンスに、今シーズンから加わったルーキーFW(フォワード)の種市悠人選手(#19、中央大学出身)が出したパスをDF(ディフェンス)のタイラー・ロックウェル選手(#22、英国リーグ出身)がシュートをゴールネットに突き刺して先制。
この1点を最後まで守り切り、1対0で開幕戦勝利をおさめ、詰めかけた1130人の観客を沸かせました。

この2連戦は身体を張ったシュートブロックが目立った。写真は氷に覆いかぶさるようにシュートを阻止するDF・蓑島圭悟選手(#65)とFW・大澤勇斗選手(#14)、左奥はDF・ロックウェル選手、GK(ゴールキーパー)は冨田開選手(#31)(9月6日)
翌7日の第2戦は14分に東北フリーブレイズが先制するも、第2ピリオド早々にゴール裏の種市選手から出されたパスを受けたロックウェル選手の2戦連続となるゴールで追い付きます。再び引き離された33分には今年からコーチ兼任となったFW・岩本和真選手(#13)がゴールネットに押し込み2対2で延長戦に突入。
64分に相手チーム新人の佐々中学人(ささなかまなと)選手(東洋大出身)のシュートで失点して敗れましたが、延長戦に持ち込んだことでグリッツは勝ち点1を確保しています。

9月6日にアジアリーグ400試合出場を達成した岩本和真選手。試合前のセレモニーでは花束が届かない手違いがあり、試合後にアレックス・ラウター選手からあらためて手渡された。岩本選手は北海道苫小牧市出身でワイオミングセミナリー高校(米ペンシルベニア州)を経てニューヨーク州立大学ジェネセオ校を卒業。2013-14年シーズンからH.C.栃木日光アイスバックスで8シーズンにわたって活躍。2021-22年シーズンから横浜グリッツへ移り、過去3シーズンにわたってキャプテンをつとめ、今季はコーチを兼任している(9月6日)
次回の試合は、9月20日(土)・21日(日)に今季から新規参入したスターズ神戸と新横浜スケートセンターで対戦となります。
今週末の試合結果
- 9月7日(日)新横浜(観衆896):▲横浜GRITS 2[延長OT]3 東北フリーブレイズ【結果詳細】
- 9月6日(土)新横浜(観衆1,130):〇横浜GRITS 1-0 東北フリーブレイズ【結果詳細】
(※)〇=勝ち点3(60分勝ち)、□=勝ち点2(延長OT/PSS勝ち)、▲=勝ち点1(延長OT/PSS負け)

オフィシャルチアリーダーの「グリッツトパーズ(GRITS TOPAZ)」も今季は新たに3名のルーキー(ASAKIさん、MAKOさん、MIZUNAさん)を迎え、前年より1人増えて8人の新体制で会場を盛り上げる(9月6日)
横浜GRITSの9月・10月試合予定
- 9月20日(土)スターズ神戸(新横浜15:00)【詳細】※スターズ神戸の初公式戦 【ライブ中継】
- 9月21日(日)スターズ神戸(新横浜14:00)【詳細】【ライブ中継】
- 9月27日(土)レッドイーグルス北海道(札幌月寒15:00)
- 9月28日(日)レッドイーグルス北海道(札幌月寒14:00)
- 10月4日(土)HLアニャン(韓国安養16:00)
- 10月5日(日)HLアニャン(韓国安養14:00)
- 10月7日(火)HLアニャン(韓国安養14:00)※今季最後の韓国開催
- 10月11日(土)レッドイーグルス北海道(新横浜15:00)
- 10月12日(日)レッドイーグルス北海道(新横浜14:00)
- 10月25日(土)H.C.栃木日光アイスバックス(新横浜15:00)
- 10月26日(日)H.C.栃木日光アイスバックス(新横浜14:00)
アジアリーグのトップにラミレスさん
アジアリーグアイスホッケーは9月6日に開幕戦前のKOSE新横浜スケートセンターで会見を開き、リーグのトップとなるチェアマンにアレックス・ラミレスさんが就任したと発表しました。
プロ野球の横浜DeNAベイスターズなどで活躍し、監督もつとめたラミレスさんは、2022-23年シーズンから横浜グリッツの共同代表に就くとともに、2023年9月には公益財団法人日本アイスホッケー連盟の理事・広報委員長にも就任しています。
同連盟の藤木幸太会長は、アジアリーグ側からチェアマンの人選依頼があったといい、「ラミレスさんはプロ野球の世界で知られるように、プロ意識の高い人を呼ぶことによって、アジアリーグの選手にも大きなモチベーションとなるのではないか」と話します。
また、同連盟では昨年12月にアイスホッケー女子日本代表(スマイルジャパン)のアンバサダーとしてモデル・タレントで高校時代にアイスホッケーのプレー経験を持つ梅宮アンナさん(東横学園大倉山高校出身=2008年閉校)を起用するなど、「アイスホッケーを知らない人にも、エンターテインメントとして多くの方に見ていただきたい」(藤木会長)との思いが強いといいます。
ラミレス新チェアマンは、「横浜グリッツで(共同代表として)活動し、リンクの周りにあるエネルギーを感じてきた。リーグ自体がより活性化し、選手がより輝ける場を創生するとともに、ファンの皆さまにはさらにエキサイティングな場面を供給していきたい。アイスホッケー自体を認知してもらえるよう活動を精一杯行っていく」と意気込みを述べました。
なお、ラミレスさんがリーグのトップに就いたことにともない、横浜グリッツの共同代表は退任することを発表しています。
リーグが有料の試合配信を終了
2022-23年シーズンから3シーズンにわたって運営されてきた有料配信サイト「アジアリーグアイスホッケーTV」について、今季(2024-25年シーズン)は試合の配信を実施しないと今月(2025年)9月2日に発表しました。
今後はホームゲームを主催する各チームが何らかの形で独自に試合映像の配信を行うといいます。横浜グリッツについては開幕2試合をYouTubeチャンネルで無料でライブ配信を行いました。
【関連記事】
・<近づく開幕>戦力充実で挑む「横浜グリッツ」、6季目はプレーオフ初進出を(2025年8月25日、今シーズンの新戦力などについて)
【参考リンク】
・横浜グリッツ(GRITS)の2025-26全試合日程と結果(アジアリーグ)
・【プレスリリース】アレックス・ラミレスチェアマン就任のお知らせ(アジアリーグアイスホッケー、2025年9月6日)
・横浜グリッツ(GRITS)のYouTubeチャンネルライブ(中継を実施予定、見逃し配信も)







