新横浜プリンスペペは来年3月の閉店後に解体され、マクニカが新社屋を建設する予定とのことです。
西武グループの西武不動産(東京都豊島区)は所有する商業施設「新横浜プリンスペペ(PePe)」について、来年(2027年)3月末の営業終了後は建物を解体して跡地を株式会社マクニカ(新横浜1)に売却し、同社が14階建ての新社屋を建設することをきょう(2026年)3月27日に発表しました。
両社の発表によると、プリンスペペの跡地に建設されるマクニカの新社屋と、今後も営業を継続する「プリンスホテル」の間には、公開空地的な“コミュニティ・プロムナード”を整備。西武不動産とマクニカが協業してイベントや交流の場としていく考えです。
両社は「新横浜エリアの活性化と賑わいの創出をするとともに、新たな価値の提供を目指してまいります」としています。
マクニカによると、新社屋の建設用地を取得したのは「将来を見据えたより強固な事業基盤の構築と、さらなる事業拡大、多様なワークスタイル実現のため」とのことです。
半導体商社であるマクニカの親会社「マクニカホールディングス(HD)」は東証プライム市場の上場企業で、2025年3月末現在のグループ売上は1兆342億円、従業員数は5071人。1998(平成10)年から新横浜1丁目の現在地に拠点を設け、2002(平成14)年には緑区から本社を移しています。
港北区の代表的な企業が新横浜で新社屋に加えてイベント・交流スペースを設けることになり、街の活性化が期待される一方、プリンスペペの閉店によって食品スーパーを含めた買物場所が消えることになりました。
新横浜の街には「まいばすけっと」などのミニスーパー以外に食品スーパーは無く、新横浜に居住する1万3625人(2月時点)の住民は、来年春以降に日常の買物場所で悩むことになりそうです。
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【参考リンク】
・「新横浜エリアに新たな価値を提供 西武不動産とマクニカが協働し、価値向上・活性化に寄与する一体的な街づくりを推進」(2026年3月27日、株式会社西武不動産、株式会社マクニカ)
・株式会社マクニカ「新社屋建設用地の取得について」(2026年3月27日)




