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鉄道では新型車両、バスはEV(電気自動車)の導入を加速します。

相鉄ホールディングス(HD)は今月(2026年)4月28日、2026年3月期の決算を発表するとともに、傘下の相鉄(相模鉄道)と相鉄バスが2026年度(2026年4月~2027年3月)の設備投資計画を明らかにしました。

相鉄と相鉄バスの設備投資は総額160億円(鉄道事業148億円・バス事業12億円)で前年度(2025年度総額125億円)と比べ35億円増加しています。

3月に営業運転を開始した相鉄の13000系(2026年3月)

鉄道の安全面では、全駅へのホームドアと全車両への車内防犯カメラの設置を今年度に完了させるほか、相鉄線向け新型車両13000系(1万3000系)」の導入を順次進めるとのこと。

車両とホームの隙間解消は、横浜・星川・鶴ケ峰・三ツ境・相模大塚の5駅と相鉄いずみ野線・緑園都市、相鉄新横浜線・羽沢横浜国大の計7駅でホーム先端に隙間解消材を設置。

踏切と交通渋滞解消に向けて2022年11月から鶴ヶ峰駅付近で行われている横浜市の連続立体交差(地下化)事業では、今年度に地下を掘り進める「シールドマシン」が二俣川駅方面へ向けて発進する予定です。

タッチ決済乗車サービスに対応した自動改札機(相鉄などのニュースリリースより)

サービス面では、今年3月から始まったクレジットカードなどの「タッチ決済乗車サービス」に対応した自動改札機の設置駅数を拡大していく計画。

2015(平成27)年4月から改良工事が行われてきた海老名駅は、構内の改札口や昇降設備、連絡通路などの全面的な使用を開始し、竣工を迎えるとのことです。

バス事業では計34両の乗合バス導入を実施。このうち一般路線タイプが21両と最多ですが、昨年11月から旭営業所(旭区下川井町)で運行を始めているEVバスについても、今年度は計11両を導入する計画とし、このうち1両は約15年使用したディーゼルバスのエンジン部分をEV化した「レトロフィットバス」とする予定です。

2025年11月から運行している相鉄バスの「EVバス」は一般のバス(写真左)と比べ、ヨコハマネイビーブルーを参考にした色合いとなっている(イメージ、2026年1月)

このほか、高速バスタイプコミュニティバスをそれぞれ1両ずつ導入。計34両のうち32両はドライバー異常時対応システム(EDSS)付きになるとのことです。

なお、相鉄HD2026年3月決算は、売上の総額を示す営業収益が3075億円(+5.3%)と前年から153億円増加し、営業利益は388億円(+2.7%)となり、最終的なもうけを示す純利益は248億円(+10.9%)を確保し増収増益となりました。

部門別に見た相鉄HD2026年3月期決算の営業収益・営業利益の詳細、運輸業の営業収益が前年比3.5%増となっており、既存線と相鉄新横浜線の輸送人員が増加したという(2026年4月28日、相鉄ホールディングス株式会社2026年3月期決算説明資料より)

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見た目がまったく違う「臨港バス」、電気で走るEV車がじわじわ増加中(横浜日吉新聞、2025年5月15日、臨港バスでもEV導入が進む)

【参考リンク】

相模鉄道・相鉄バス「2026年度 鉄道・バス設備投資計画」(2026年4月~2027年3月、安全対策とサービス向上への投資について)

相鉄ホールディングス「IRニュース」(決算情報など)