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港北公会堂ならではの音楽イベントが6月と7月に相次いで企画されました。

来週(2025年)6月18日(水)に通算26回目となる恒例の「ランチタイムコンサート」(入場無料)を開催し、来月7月4日(金)には「世界の音楽講座」シリーズの7回目として「コレペティトールの世界」(入場料1000円)を開きます。

港北区役所と同じ敷地内にある港北公会堂(2025年6月)

2019(平成31)年4月に港北公会堂の指定管理者が変わった際に始まったランチタイムコンサートは、昼食時の30分間に若手を中心とした有望な演奏者を招き、良質な音楽を無料で披露する企画として開始。館内の長期工事や新型コロナ禍での中断を経ながらも今回で26回を数える恒例企画となりました。

6月18日(水)の今回は、東京音楽大学出身で新国立劇場オペラ研修所第25期生のバリトン・松浦宗梧(しゅうご)さんピアノには昭和音楽大学出身でミラノ・スカラ座アカデミーを卒業した天雨(あまう)航平さんが登場。

2025年6月18日(水)の12時15分から30分間にわたって開かれる「第26回ランチタイムコンサート(バリトン・ピアノ)」の案内チラシ(主催者提供)

ロッシーニ作曲「セヴィリアの理髪師」より「私は町のなんでも屋」や、ヴェルディ作曲「イル・トロヴァトーレ」より「君の微笑み」、モーツァルト作曲「ドン・ジョバンニ」より「シャンパンの歌」などオペラの名曲(アリア=独唱曲)が披露される予定です。

ランチタイムコンサートでバリトンとピアノは初だといい、開催時間は12時15分から30分間で、事前予約は不要です。

7月4日(金)は「世界の音楽講座」

一方、ランチタイムコンサートと同じく2019年から年1回程度のペースで開かれてきたのが世界の音楽講座シリーズ。音楽家や研究者がクラシック音楽にまつわる教養を実演も交えながら分かりやすく解説する恒例の企画となっています。

通算7回目となる7月4日(金)の今回は、「オペラの影の立役者~コレぺティトールの世界」と題し、日本ではほとんど知られていない“コレぺティトール”という専門職の存在がテーマ。

2025年7月4日(金)の14時から開かれる「第7回世界の音楽講座~コレペティトールの世界」の案内チラシ(主催者提供)

ピアノを弾きながらオペラ歌手に稽古をつけるというコレぺティトールの実態について、世界最高峰のオペラ座であるミラノ・スカラ座で研鑽を積んできた天雨(あまう)航平さんが講師として実演を交えながら詳しく伝える予定です。

開催時間は14時からで、入場料は大人1000円。事前予約は6月15日(日)10時から港北公会堂(045-540-2400=9:00~22:00)で受付が始まります。

【参考リンク】

2025年6月18日(水)12:15~12:45「第26回ランチタイムコンサート(バリトン・ピアノ)」(入場無料、港北公会堂)

2025年7月4日(金)14:00~「第7回世界の音楽講座~コレペティトールの世界」(入場料1000円、港北公会堂、6月15日から受付開始)

港北公会堂の公式サイト(アクセス、イベント情報など)