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大倉山“ふるさと”として知り学ぶ「特別講演」が開かれます。

横浜市立太尾小学校(大倉山7)は、あさって(2025年)6月14日(土)15時から16時30分まで、「太尾ふるさとサロン~太尾(大倉山)をもっと知ろう」講演会を同小学校の体育館で開催します。

1976(昭和51)年1月に横浜市立大綱小学校の「太尾分校」として、また同年4月に「太尾小学校」として開校して以降、来年(2026年)1月に創立50周年を迎えることから、同小学校の地域に在住する歴代PTA会長や現役PTAのメンバーなどによる「創立50周年記念実行委員会」を設置。

あさって(2025年)6月14日(土)15時から16時30分まで開催「太尾ふるさとサロン~太尾(大倉山)をもっと知ろう」の案内チラシ(太尾小学校提供)

あさって(2025年)6月14日(土)15時から16時30分まで開催「太尾ふるさとサロン~太尾(大倉山)をもっと知ろう」の案内チラシ(太尾小学校提供)

学校運営協議会会長で大倉山地区連合自治会会長(太尾親和町会会長)の竹﨑理浩さんが代表となり、館雅之校長らとともに各記念事業開催の準備を進めてきました。

今回の「特別企画」登壇者には、港北区の歴史を知る第一人者として知られる、地元・大倉山2丁目の「大倉精神文化研究所」理事長平井誠二さんを招へい。

太尾(大倉山)の歴史を知り、もっと、もっと太尾(大倉山)を好きになろう」とのテーマで、歴史や文化への理解を深める講演を行う予定です。

大倉精神文化研究所で所蔵する戦前の東急東横線の「沿線資料」を前に笑顔を見せる理事長の平井誠二さん(2025年3月、同研究所内)

大倉精神文化研究所で所蔵する戦前の東急東横線の「沿線資料」を前に笑顔を見せる理事長の平井誠二さん(2025年3月、同研究所内)

平井さんは「授業で数回、同小学校に招かれお話をしたことはありますが、地域向けのイベントとして登壇するのは初めてとなります」と、自身、出版した書籍「わがまち港北」シリーズのテーマにも通じる、“ふるさと太尾(大倉山)”を感じてもらえるような講演にしたいと意気込みます。

館校長は、「体育館での開催ということもあり、原則、事前予約制ですが、まだキャパシティに余裕もありますので、お近くの皆様にはぜひご来校いただければ」と、学校の歴史を知ってもらいたい子どもたちはもちろん、近隣に住まい通う人々にも参加を呼び掛けます。

参加にはインターネットからの事前予約(5月末締切とあるがまた応募が可能とのこと)が必要ですが、予約がない人の入場も受け入れる予定。

当日は「できれば上履きと靴を入れる袋をご持参ください」とのことです。

「太尾ふるさとサロン~知る・語る・つながる」の案内チラシ。「歴史を紡ぎ 共に育む 未来の種」との言葉、また数々のイベントを企画することで多くの来校を呼び掛けてきた(太尾小学校提供)

「太尾ふるさとサロン~知る・語る・つながる」の案内チラシ。「歴史を紡ぎ 共に育む 未来の種」との言葉、また数々のイベントを企画することで多くの来校を呼び掛けてきた(太尾小学校提供)

なお、「太尾ふるさとサロン」企画では、今秋11月9日(日)に、映画「夢見る小学校」を鑑賞し学校について語り合う「学校を語ろう!」イベントを、街カフェ大倉山ミエル(大倉山4)と共催する予定。

12月中旬にも「記念式典」を開催するほか、来年(2026年)2月11日(水・祝)には、同校の校医を務める斉田晴仁さん(耳鼻科医)を招いた声楽による「記念コンサート」を実施する予定とのことです。

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・【過去開催】戦前の東横線「沿線案内」や古い地図を公開、大倉精神文化研究所が資料展(横浜日吉新聞、2023年8月3日)

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太尾小マーチングが台湾と交流再び、創立50周年祝う多彩なイベント企画も(2025年1月29日)

【参考リンク】

横浜市立太尾小学校のサイト

2025.6.14 第2回 太尾(大倉山)をもっと知ろう申込フォーム(横浜市教育委員会~Googleフォーム)※開催前までエントリー受付中とのこと

公益財団法人大倉精神文化研究所 公式サイト