普段、通勤や通学で使っている東急電車の見た目が2025年秋以降に大きく変わります。
東急電鉄は目黒線に導入している「3000系」と東横線の「5050系(8両編成)」などの車両について、導入から約20年が経過したことから外観と車内のデザインを今年(2025年)秋ごろから順次リニューアルしていくと発表しました。
目黒線を走る3000系(8両×13編成)は、東京メトロ南北線やその先の埼玉高速鉄道、都営三田線に加え、最近では相鉄線へも乗り入れる主力車両ですが、登場したのは1999(平成11)年と既に四半世紀が経過。
東横線の5050系(8両×23編成)も東横線を代表する車両ですが、登場は2002(平成14)年と20年以上が経過しました。
そのため、これらの車両の外観・車内ともにリニューアルすることを決めたもので、デザインは社内で募集し、2018年に導入された「2020系シリーズ(目黒線は3020系)」と同様に正面から見ると車両が微笑んでいるようなイメージを採用しています。
また、車内は落ち着きのある色合いとし、フリースペースを増設する計画です。
リニューアルは目黒線の3000系が今年秋ごろから、東横線の5050系(8両)は今年冬ごろからそれぞれ順次行っていくとのこと。なお、両車両ともに新横浜線へも乗り入れています。
(※)この記事は「新横浜新聞~しんよこ新聞」「横浜日吉新聞」の共通記事です
【参考リンク】
・目黒線、東横線、田園都市線で運行している車両をリニューアルします!~導入から約20年が経過した車両をリフレッシュ(東急電鉄、2025年秋から順次実施)
・東急電鉄「車両紹介」(東急線を走るすべての車両を掲載)