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夏の参院選と市長選から新横浜1丁目新たな「投票所」が設けられます。

港北区選挙管理委員会は、今年(2025年)7月20日(日)に投票が想定される参議院議員選挙日程は未確定)と、8月3日(日)の投開票が決まった横浜市長選挙で、新横浜1丁目の「新横浜自治会館」に投票所を新設することを決めるとともに、新綱島駅前には期日前投票所を設けることを発表しました。

これまで新横浜1丁目は岸根高校、同2丁目は大豆戸小学校と若干離れた場所に投票所が指定されていたが、新横浜1丁目の自治会館に新設することで利便性を高めるとともに、有権者数が多くなっていた岸根高校と大豆戸小の混雑緩和も図る(港北区選挙管理委員会の資料より)

直近となる昨年(2024年)10月27日に投開票が行われた衆議院総選挙までは区内44カ所に投票所を設け、新横浜1丁目の居住者は岸根町の「岸根高校」、新横浜2丁目の居住者は大豆戸町の「大豆戸小学校」がそれぞれ投票所に指定されてきました。

しかし、新横浜1丁目から丘の上に位置する岸根高校まではアクセスに難があり、同投票所は区内でも最下位かそれに近い投票率となっているのが現状で、新横浜2丁目では大豆戸小まで歩いて30分近く要する場所もみられます。

新横浜陸橋の下、新横浜1丁目にある「自治会館」(資料写真、2022年)

新たに新横浜1丁目の新横浜陸橋下(JR横浜線沿い)に位置する新横浜自治会館(自治会館)に投票所を置くことで、1丁目でも環状2号線の両側からアクセスが可能となり、新横浜2丁目側からはJR横浜線の線路下をくぐる歩行者用通路「大綱ガード」などを通じて同自治会館まで行き来ができます。

次回選挙から新横浜1丁目・2丁目の居住者は同自治会館が投票所として指定され、鳥山町と小机町の日産スタジアム周辺などの居住者()も対象となりました。)鳥山町・小机町の対象地域:鳥山町1730~1820番地、小机町3211、3212、3234~3239、3266、3279~3,298、3328~3344、3378~3382番地

「自治会館」はJR横浜線の新横浜1丁目側(写真の右側)に位置し、陸橋下なので環状2号線の両側からアクセスしやすい環境で、環状2号線を横断できる貴重な道路にもなっている。新横浜2丁目からはJR横浜線の線路下をくぐる必要がある(資料写真、2023年)

なお、新横浜2丁目の新横浜陸橋下にある「新横浜町内会館(町内会館)」(ローソン新横浜スタジアム通店近く)は投票所ではなく、JR横浜線の向こう側(新横浜1丁目側)の自治会館が新たな投票所です。

新綱島に長期の「期日前投票所」

新綱島駅と直結する再開発ビル「新綱島スクエア」の4階・5階に位置する港北区民文化センター「ミズキーホール」(イメージ、2025年3月)

投票日前でも投票が可能な「期日前投票所」について、これまでは港北区役所(または港北公会堂)に公告示日の翌日から投票日前日まで設置され、加えて日吉か綱島地区センターに4日間、師岡町の「トレッサ横浜」にも4日間といった形で設けられていましたが、日吉・綱島エリアについては利便性の高い場所に変更し、開設期間も延長。

東急新横浜線の新綱島駅に直結した港北区民文化センター「ミズキーホール」を新たに期日前投票所とし、設置期間についても区役所(公会堂)と同様に市長選告示の翌日から(参院選は投票日の8日前から)投票日の前日まで設ける予定です。

ほぼいつでも投票可能な「期日前投票所」が港北区内2カ所に拡充され、投票日が近づくとトレッサ横浜にも“臨時”で設けられる形となる(港北区選挙管理委員会の案内ページより)

また、トレッサ横浜については港北区民を対象として投票日3日前(木曜日)から前日(土曜日)まで3日間にわたって設置されます。

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<投票所別の投票率>上昇した大綱小が約65%で区内トップ、港北区役所は3位(2024年11月5日、前回衆院選の結果)

環状2号線で分断された新横浜1丁目、歩道橋要望に横浜市「歩道狭くなり困難」(2019年5月7日、自治会館のある陸橋下は環状2号線下を横断できる)

【参考リンク】

港北区の選挙情報(港北区選挙管理委員会、期日前投票所や投票所の一部変更についてなど)

新横浜1丁目「新横浜自治会館」の場所(グーグルマップ、※新横浜2丁目側の「新横浜町内会館」とは異なる)