大切なのは「地元の町内会」――区内最大の町内会で“ホームページ”立ち上げ実績もある新リーダーが就任。まずは隣近所、地元からの“コミュニケーション”づくりを呼び掛けます。
横浜市港北区の13地区からなる「港北区連合町内会」(事務局:港北区地域振興課内、大豆戸町)は、新年度(令和7年度=2025年4月~2026年3月)としては最初となる月例の「定例会」(区連会)を、おととい(2025年)4月21日(月)午後に港北区役所で開催。
任期2年の新会期における「区連合町内会」の新会長として、「日吉地区連合町内会」の青博孝(あお ひろたか)さんが就任しました。
青さんは港北区最大の人口規模となる、日吉本町・日吉・箕輪町・下田町からなる、約4万125世帯、人口約7万8647人(2025年3月末現在)を数える「日吉地区」における自治会・町内会の「顔」としての活動を行ってきました。
2023年度から「日吉地区」の連合町内会長として活動を行ってきた青さんですが、2016(平成28)年度から、日吉本町5・6丁目と同町2丁目から4丁目の一部をエリアとする、区内最大の4531世帯(2024年8月現在)を抱える大規模自治会「日吉本町西町会」で会長を務めています。

青新会長は神奈川県電気工事工業組合(中区三吉町)の理事長として県全体でのリーダーシップを発揮した経験を持つ
今後は、区の自治会・町内会を代表し、横浜市役所(中区本町)で開催されている「横浜市町内会連合会」の会議にも出席するなど、忙しい日々となりますが、「一番大切なのは、自分たちの自治会・町内会に、地域の皆さんがいかに参加してくれるか、ということ」と、青さんは、自分たちが所属する、地元の自治会・町内会での「助けあい」こそが、まず大切であると伝えたいと呼び掛けます。
日吉本町西町会では、新型コロナ禍以前の2019年度から、町内会員の運営による独自サイト(公式ホームページ)を開設。
前日吉地区連合町内会会長(前箕輪町内会会長)の小島清会長時代に立ち上げた「日吉地区連合町内会~横浜日吉へようこそ」サイトも、運営を担う委員会を組織し、街に住まい通う人々に向けての細やかな情報発信を行っています。
自身、日吉地区で会長を昨年度(2024年度)から務める「社会福祉協議会」など、「一人ひとりがつながり、地域の関連団体などとのかかわりや連携を深めていくことができる地域まちづくりを行っていくことができれば」との想いを語ります。
港北区全体では、今年(2025年)4月1日現在の人口は、対前年で2499人増、対前月で1034人増となる36万6574人(18万5055世帯)に。
今回の改選で副会長に新たに就任した前監事で綱島地区連合自治会会長(綱島中町自治会会長)の佐藤誠三さん、会計担当として就任した高田町連合町内会会長(高田町内会会長)の相沢一夫さん、監事となった前副会長で大曽根自治連合会会長(大曽根親交会会長)の髙橋靜明さんを含む13地区の連合町内会会長らとともに、区全体をより良い、より住みやすい地域にしていくための日々の活動に尽力していく考えです。
(※)この記事は「新横浜新聞~しんよこ新聞」「横浜日吉新聞」の共通記事です
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