今年もゴールデンウィーク(GW)の新横浜でアイスショーが開かれ、横浜市民割引に加え、新横浜・菊名周辺の在住・在勤・在学者向けの割引も設定されました。
西武メディア・コミュニケーションズ(旧ブルーミューズ、東京都豊島区)とテレビ神奈川(tvk)は、今月(2025年)4月26日(土)・27日(日)と29日(火・祝)・30日(水)の4日間にわたりKOSE新横浜スケートセンターで「プリンスアイスワールド」を企画し、今年は“ブロードウェイシリーズ”の集大成にするといいます。
プリンスアイスワールドは1978(昭和53)年から続く“アイスショーの原点”とも言われる存在で、プロスケーターによる専属チームを結成しているのが特徴です。
横浜公演は毎年GW中に新横浜で行われており、今年は「PIW THE MUSICAL(PIW=プリンスアイスワールド、ザ・ミュージカル)~The Best of BROADWAY(ザ・ベスト・オブ・ブロードウェイ)」と題し、2023年に始まった“ブロードウェイシリーズ”の集大成として位置付けられました。
名作ミュージカルの世界を氷上で表現するとのコンセプトで、横浜出身の演出家・菅野こうめいさんが今回も演出を担当。往年の名曲やロックミュージカルナンバーを日本語歌詞にするなど、細部までこだわった演出は今回も見どころとなりそう。
公演では、小林宏一さんや河野有香さんら20人超による「プリンスアイスワールドチーム」を中心に、ゲストスケーターとして荒川静香さんや、高橋大輔さんと村元哉中さん、織田信成さん、田中刑事さん、樋口新葉さん、鍵山優真さんらが加わります。
さらに歌唱ゲスト(Daily Musical Stars)として笹本玲奈さん、小南満佑子さん、田代万里生さん、ウエンツ瑛士さんが日替わりでミュージカルナンバー2曲を氷上で歌唱する予定です。
公演日は4月26日(土)・27日(日)と29日(火・祝)・30日(水)の4日間で、「午前の部」が11時30分から14時、「午後の部」は16時から18時30分までの1日2回公演。
入場チケット(4000円~2万9000円※一部こども・学生料金含む)は「チケットぴあ」や「ローソンチケット」などのプレイガイドで発売中です。
プレミアシート1・2と車イス席を除く席種に設定された「横浜市民割」(3600円~1万4400円※一部こども・学生料金含む、別途システム手数料など必要=当日横浜市に在住・在勤・在学を確認できる証明が必要)は「tvkチケットカウンターネット予約」のみでの販売となっています。
また、今年は「新横浜町内割」の対象範囲が新横浜町内会(新横浜1~3丁目)のエリアだけでなく、今年は同町内会が所属する「菊名地区連合町内会」のエリア(新横浜、菊名4~7丁目、大豆戸町、錦が丘、篠原北、篠原町、富士塚2丁目)の在住者と在勤・在学者に拡大されています。こちらもtvkチケットカウンターネット予約で購入が可能です。
新横浜で「ちんどん屋」が盛り上げ
今年のプリンスアイスワールドでは、ブルーライン・新横浜駅の通路に大型広告を掲出するなどのPR活動だけでなく、スケートセンターを中心とした新横浜の街なかで「ちんどん屋」による盛り上げ活動を4月14日と15日の2日間にわたって初めて行っています。
当日はカラフルな着物をまとった3人が太鼓や鉦(かね)を打ち鳴らすとともに、どこかで聴いたことのあるメロディーをサックスで披露しながら公演のチラシを配布。
静かな平日の新横浜の街に登場した賑やかなめずらしいグループに思わずスマートフォンを向ける人も目立ち、散歩中の保育園児と出合った際には子どもがよく知るアニメのメロディーを即興で奏で、園児らを喜ばせていました。
【関連記事】
・【過去レポート】氷上で彩るミュージカルの名作、新横浜で「プリンスアイスワールド」開幕(2023年4月30日、ブロードウェイシリーズ開始時の様子)
【参考リンク】
・プリンスアイスワールド2025-2026(KOSE新横浜スケートセンターで2025年4月26日~27日、29日~30日の4日間に8公演)
・「横浜市民割」について(市内在住・在勤・在学者が対象)
・「新横浜町内割」について(新横浜、菊名4~7丁目、大豆戸町、錦が丘、篠原北、篠原町、富士塚2丁目の在住・在勤・在学者が対象)