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新横浜公園内はすべて禁煙となります。

新年度が始まる来週(2025年)4月1日(火)から横浜市の市立公園全面禁煙化が実施されることにともない、「新横浜公園」(小机町)も全面的に禁煙化され、公園内の日産スタジアムでは横浜F・マリノスが主催試合時に設けていた臨時喫煙所も設置を取り止めるとのことです。

新横浜公園の草地広場と日産スタジアム(後方)(イメージ、2023年撮影)

これは横浜市が「子どもたちが多く集まる公園で、望まない受動喫煙を無くし、誰もが安全に安心して遊び、快適に過ごすことができる環境を確保するため」などとして条例を改正し、市立公園内での喫煙を禁じるようにしたもの。

市立の公園である新横浜公園も条例に含まれるため、園内の施設周辺も含めて禁煙化されることになりました。

新横浜公園内にある日産スタジアムでは、横浜F・マリノスの試合開催時に限ってスタジアム内と、西ゲート広場前などに臨時喫煙所が設置されていましたが、4月以降はこれも取り止めるとのことです。

日産スタジアムでの横浜F・マリノスの試合時は加熱式タバコ専用を3カ所、紙タバコも可能な1カ所の計4カ所の臨時喫煙所(喫煙エリア)を置いていたが4月以降はこれを無くす方針(イメージ、2022年撮影)

F・マリノスが試合を行っているもう一つの「ニッパツ三ツ沢球技場」(神奈川区三ツ沢西町)は市立三ツ沢公園内にあるため、F・マリノスではニッパツ三ツ沢での主催試合についても全面禁煙化する方針。また、同球技場を本拠地とする横浜FCも同様に喫煙所などを撤去する予定です。

新横浜の駅前に「喫煙所」2カ所

なお、新横浜駅前は市の「喫煙禁止地区」に指定されている一方、駅前には市による2カ所の“公共喫煙所”が設置されています。

新横浜駅前は喫煙禁止地区(赤く塗られたエリア)とされる一方、東広場(新横浜プリンスホテル・横浜アリーナ側)側(地図真中上部)と西広場(小机寄り)側の2カ所に公共喫煙所が置かれている。なお「交番」と書かれている西広場の交番は2024年12月に別の場所へ移転した(横浜市の資料より)

東広場(新横浜プリンスホテル・横浜アリーナ側)側の喫煙所は「4A出口」の裏手、バス乗場近くに置かれている(グーグルマップ)(2023年撮影)

西広場(小机寄り)の喫煙所は歩道橋(ヴィスタウォーク)の下に置かれている(グーグルマップ)(2020年撮影)

かつて新横浜のコンビニなどの店頭に置かれていた灰皿ほぼ撤去され、小机駅の周辺も喫煙できる場所ほとんど見つからないため、新横浜公園や日産スタジアムの訪問時に喫煙する場合は、新横浜駅前に置かれた2カ所の公共喫煙所を利用することになりそうです。

【関連記事】

横浜市内の公園を「全面禁煙化」する方針、市が市民意見を募集(2024年4月18日、1年以上前から準備が進められていた)

【参考リンク】

日産スタジアム・新横浜公園「公園内の禁煙について」(2025年4月1日開始)

横浜F・マリノス「ホームゲームにおける全面禁煙化について」(2025年4月5日の試合以降で実施、市立三ツ沢公園内の「ニッパツ三ツ沢球技場」での試合も含む)

横浜市の公園は令和7年4月より禁煙となります(2025年4月1日から実施、横浜市みどり環境局)