JR東日本は来月(2025年)4月から始まる2025年度のホームドア整備計画を公表し、横浜線では9駅、横浜線が乗り入れる根岸線でも9駅に整備することを明らかにしました。
既に主要なホームで整備済みとなっている小机や中山、東神奈川、桜木町などの駅も含まれており、小机では日中はほとんど列車の発着のない2番線側にも設け、東神奈川や桜木町は京浜東北線側だけでなく未整備だった横浜線側にも新設するものです。
このほか、鴨居や相原、八王子みなみ野、片倉といった横浜線での未整備駅のほか、横浜線の車両が乗り入れる根岸線の未整備駅についても新たにホームドアが設置されることになりました。
JR東日本では1年後の2026年春に横浜線と乗り入れ先の根岸線(東神奈川~大船間、横浜線車両のみ対象)でワンマン運転する計画を掲げており、そのために必要不可欠となるホームドアの整備も加速しています。
なお、今春は3月15日のダイヤ改正から南武線(川崎駅~立川駅)と常磐線(各駅停車)(綾瀬駅~取手駅)でワンマン化が始まる予定です。
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・<JR東日本>2025年以降に横浜線を「ワンマン化」、車両や駅設備を整備(2021年12月9日)
・JR小机駅の「ホームドア」が稼働、港北区内の全13駅で設置完了(2023年10月17日)
・JR横浜線関連の要望に前進も、県などの「促進会議」に鉄道会社が回答(2024年3月31日、東神奈川駅や桜木町駅の横浜線側にもホームドア整備を要望していた)
【参考リンク】
・JR東日本「2025年度のホームドア整備計画について」(PDF、2025年3月3日、横浜線や根岸線など)
・JR東日本「首都圏主要線区でワンマン運転を実施します」(PDF、2024年11月6日、横浜線は2026年春に実施と発表)