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港北区の連盟ぐるみで初の「剣道」の体験会を企画。港北警察署は29年ぶりに「剣道」部門での県警大会での優勝を成し遂げるなど、区内近郊での“剣道熱”が盛り上がります。

港北区と都筑区の登録団体(支部)からなる「港北区剣道連盟」は、今週末(2025年)2月15日(土)9時30分から11時30分まで(9時15分受付開始)、「剣道体験会」シンコースポーツ神奈川県立武道館(岸根町)で初めて開催します。

今週末(2025年)2月15日(土)9時30分から開催「港北区剣道連盟剣道体験会」の案内チラシ(同連盟サイト)

今週末(2025年)2月15日(土)9時30分から開催「港北区剣道連盟剣道体験会」の案内チラシ(同連盟サイト)

「港北区で剣道しよう」をキャッチフレーズに、途中参加・退出OK、竹刀貸出あり、参加費も無料で行われる今回の体験会は、同連盟の青年部を立ち上げた若手メンバー約10人が中心となり企画開催するといいます。

対象年齢は、園児(年長)から小学校6年生までとなっていますが、「保護者の参加も大歓迎です」と同青年部の担当者。

「一瞬」で試合が決まる剣道らしく、「試合開始から決着がつくまでの時間、動き続け、集中し続ける必要があり、自然と体力が養われ、集中力が鍛えられます」と、“剣士”を目指すメリットについて説明します。

会場となる神奈川県立武道館(岸根町)は昨年(2024年)4月20日にリニューアルオープンしたばかり(同日撮影)

会場となる神奈川県立武道館(岸根町)は昨年(2024年)4月20日にリニューアルオープンしたばかり(同日撮影)

また、「自然と仲間や友人にも礼儀正しく接することができる心が身につくこと、また世代を超えてのコミュニケーションが生まれ、自然と仲良くなれることも魅力です」と、相手を尊重する心を育み、幅広い世代との交流を図れるスポーツ(武道)であることについても言及します。

当日は動きやすい服装での参加、また水筒など飲み物の持参を呼び掛けており、申込締切は前日の2月14日(金)19時ごろまで、インターネット上からのエントリーが必要です。

「まずは気軽に体験会にご参加いただき、剣道と“ふれあう”時間を過ごしてもらえれば」(同担当者)と、多くの来場参加を呼び掛けています。

港北警察は「神奈川県警」大会で29年ぶり優勝

「港北区剣道連盟」に所属する「少年剣道クラブ」も活動を行う港北警察署(大豆戸町)。

今週2月10日に神奈川県警察学校(栄区桂町)で行われた「第58回神奈川県警察柔道・剣道大会」剣道部門の、県内54警察署の中でも、規模が最も大きい署のチームで構成される「A組」で、同署が1996(平成8)年以来、29年ぶり3回目の優勝を果たしました。

同大会は、新型コロナ禍や能登半島地震などの影響もあり、2019年の開催を最後に中断。6年ぶりに再開して早々の、同署の快挙を飾る大会となりました。

日頃の鍛錬の成果を発揮した大会となった(2025年1月の「武道始式」)

日頃の鍛錬の成果を発揮した大会となった(2025年1月の「武道始式」)

署員5人ずつがチームを組み挑んだ大会。「勝因はチームワークの良さなのではないかと思います」と、同署の渡邉淳副署長も、日頃の鍛錬の成果としての快挙を成し得たことを喜びます。

毎年年初に同署で行われる「武道始式」でも、地域活動を行う地元住民や関係者にその技を披露する機会を設けていることもあり、地域により身近なスポーツとしての「剣道」の魅力が広がることにつながりそうです。

)この記事は、複数の読者の方からの情報提供をきっかけに取材を行いました。ありがとうございます

)「新横浜新聞~しんよこ新聞」「横浜日吉新聞」の共通記事です

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【参考リンク】

港北区剣道連盟サイト

令和7年2月剣道体験会開催のご案内(同)

登録団体(同)※各団体サイトへのリンクも

2025.2.15 港北区剣道連盟無料体験会申込(同青年部・Googleフォーム)※2月14日(金)19時頃締切

神奈川県立武道館へのアクセス(シンコースポーツ神奈川県立武道館)