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“御朱印”にヒントを得て、横浜市役所と18区役所ごとの“御庁舎印”がテスト的に制作されました。

横浜市総務局は市役所と区役所の庁舎などをモチーフにデザインしたカード状の「御庁舎印」を全19種(市庁舎+18区庁舎)制作し、きょう(2025年)2月10日(月)から市役所(馬車道駅直結)と、第一弾として神奈川区など6つの区役所で販売を始めます。

2月15日追記:御庁舎印は2月13日(木)にすべて完売し、19日(水)から再販売するとのこと。区役所分が各50枚、市役所は200枚のため、短期間で売り切れる可能性があります。最新情報は御庁舎印の旧Twitter(X)をご覧ください

2月10日(月)から3月21日(金)まで横浜市役所と18区役所で順次販売される「御庁舎印」の案内チラシ(市の案内ページより)

市総務局によると、御庁舎印は市役所の庁舎活用を考えるなかで若手職員グループのアイデアから生まれたものだといい、2023年から全庁的に始めた「横浜創造100人隊」の一環。20代から30代を中心とした職員が所属部署や通常業務を超えてプロジェクトを考案してきました。

このほど考案された御庁舎印は、各区の庁舎や名物、花などを描いたはがき大のカードで、裏面には街に関する情報も盛り込まれるなど、区ごとに異なるデザインです。

「御庁舎印」は“御朱印”にヒントを得たはがき大のカード(市の案内ページより)

第一弾としてきょう2月10日(月)から横浜市役所と、神奈川、中、南、港南、金沢、栄の6区役所で1枚300円で販売が始まります。

市庁舎ではラクシスフロント(商業施設部分)2階のギフト店「ヨコハマメモリーズ」で土曜・日曜・休日を含め営業時間内(10時~20時、土日祝は19時)に3月21日(金)まで販売を予定。

各区役所では、平日(土・休日は休み)8時45分から神奈川区役所は庁舎本館1階の売店で18時まで、他の5区役所は1階に設置する販売機で15時までそれぞれ販売が行われます。

今回6区役所でそれぞれ販売される「御庁舎印」のデザイン、右側は裏面の一例(市役所の御庁舎印)(案内チラシより)

市総務局によると市役所では200枚区役所では各100枚を用意しているといい、今回はテスト販売の意味合いが強いとのこと。販売枚数が少ないため、話題を集めた場合は短期間で売り切れる可能性があります。

その後、2月25日(火)から3月7日(金)までは第二弾として鶴見、西、保土ケ谷、旭、戸塚、瀬谷の6区役所で、続いて第三弾3月10日(月)から21日(金)まで磯子、港北、緑、青葉、都筑、泉の6区役所でそれぞれ販売。

磯子や青葉、都筑、泉の4区は庁舎内1階の売店で、港北区を含めたそれ以外の区役所は1階に設置される販売機で購入が可能です。

「御庁舎印」の販売スケジュールと販売場所の一覧、区ごとに100枚、市役所は200枚を用意しているとのことで期間内でも売り切れる可能性もある(案内チラシより)

御庁舎印を「10種(10区役所分または1市役所+9区役所分)」集め、2月25日(火)から3月28日(金)までに横浜市役所2階のヨコハマメモリーズで提示すると、全19種の御庁舎印を収納できる「御庁舎印帳」がプレゼントされるとのことです。

自ら住む区以外の区役所はなかなか訪れる機会はないだけに、御庁舎印を集めに出かけてみてはいかがでしょうか。古い庁舎から最新の庁舎までさまざまで、区役所ごとに異なる庁舎デザインや交通環境、独自の名物や名所など、376万人もの人が住む“横浜”の広さを実感できるはずです。

)この記事は「新横浜新聞~しんよこ新聞」「横浜日吉新聞」の共通記事です

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築40年超「港北区役所」は建替えなるか、9区の庁舎対象に可能性探る調査(横浜日吉新聞、2021年8月2日、庁舎が古くなりつつある区役所の一覧)

【参考リンク】

庁舎を巡る、新たな旅に出かけよう。横浜発「御庁舎印」期間限定販売(2025年2月10日~3月21日に18区役所で3回に分けて順次販売、各区役所へのアクセス情報も、横浜市総務局)