馬場に続いて新横浜の料金所も無人化され、ETCが必須となります。
横浜生田線の亀甲(かめのこ)橋近くに置かれた首都高「横浜北線」(生麦ジャンクション=JCT~横浜港北JCT)の「新横浜出入口」(新羽町)の料金所について、首都高速道路株式会社は今年(2025年)5月以降の年度内にETC専用化する方針であると発表しました。
横浜北線では2022年2月に菊名駅近くで開業した「馬場出入口」(鶴見区馬場7)が首都高で最初にETC専用化されており、その後2025年1月までに首都高の35カ所に拡大しています。
首都高におけるETC利用率は98.4%(2024年11月)に達しているといい、首都高速道路株式会社では2028年春までに本線料金所などの一部を除き、入口にある料金所のETC専用化を目指す方針。2025年度は新たに55カ所を対象とし、新横浜出入口も含まれることになりました。
対象となる新横浜など55カ所については、5月下旬から入口通行止めを伴う料金所の工事を順次開始するとのことです。
横浜北線は、港北区内の菊名や大豆戸町、新羽町などを貫く形で2017(平成29)年3月に開業し、のちに開業した「横浜北西線」(2020年3月開業、港北JCT~横浜青葉JCT)とあわせ、羽田空港から第三京浜道路や東名高速道路を結ぶ重要なルートとなっています。
なお、首都高以外では、NEXCO(ネクスコ)東日本管内は東京外環道の戸田西ICや戸田東ICなど8カ所でETC専用化していますが、第三京浜道路や横浜新道、横浜横須賀道路、東京湾アクアラインではまだ未実施。NEXCO中日本では圏央道の寒川北ICや相模原ICなどで導入されています。
(※)この記事は「新横浜新聞~しんよこ新聞」「横浜日吉新聞」の共通記事です
【関連記事】
・【過去記事】首都高で第1号の横浜北線・馬場に続く、料金所の「ETC専用化」が加速(2022年2月25日)
・【過去記事】静かに開業した「馬場出入口」、菊名から日産スタジアム付近へ5分で移動(2020年2月28日、首都高最初のETC専用出入口としてコロナ禍の初期に開業)
【参考リンク】
・2025年度より新たにETC専用入口を拡大します(首都高速道路株式会社、2025年1月24日)
・首都高「ETC専用入口のご利用案内」(2025年1月現在は35カ所がETC専用)