40回の節目を迎えた港北区の“駅伝大会”。綱島地区が4連覇なるか、大倉山地区が勝者に返り咲くかにも注目が集まりそうです。
今月(2025年)1月19日(日)に「港北駅伝大会」(同実行委員会主催)が日産フィールド小机(小机町)周辺の新横浜公園内「周回コース」で開かれます。
第40回開催の節目を記念し、港北区出身の俳優・谷原章介さんが開会式に駆け付け、大会を盛り上げる予定です。
港北区の冬の風物詩となっている同駅伝大会は、1986(同61)年に綱島周辺の鶴見川沿いで第1回大会が開かれ、2008(平成20)年から会場を新横浜公園内に移しています。
近年では、新型コロナ禍により2021年から2年間は開催が中止になっていましたが、2023年に3年ぶりに復活。
昨年(2024年)は192チーム・1067人が出場予定でしたが、降雨によるあいにくの辞退もあり、141チーム・874人が参加しての開催となりました。
今年は、新型コロナ禍前の2020年開催時の参加数(230チーム・1349人)には届かないものの、205チーム・1222人がエントリーしており、天候次第で「40回記念開催」にふさわしい賑わいを感じることができる大会となりそうです。
なお、40回記念大会にあわせ、横浜市内で行われている他区などの大会でも好評を博しているという親子の部(各2人)を「第3レース」の時間帯に初めて企画しています。
港北区在住の小学生と親(1人)が出走、12時45分頃にスタート予定(いずれの部門も参加申込はすでに終了、時間は目安)とのこと。
タイム計測は行わず、順位も設けないとのことですが、「メモリアルRUN」として参加者全組に参加賞を贈呈する予定とのことです。
また、港北区の13地区からなる「連合町内会」が編成するチームが競う「連合町内会の部」(各9人)も第3レース(12時40分頃)での実施を予定しており、開催休止期間をはさみ3連覇を遂げている綱島地区のチームが4連覇を達成できるかに注目が集まりそうです。

大倉山地区は2019年に優勝して以降、3回連続で2位。昨年(2024年)3位の日吉地区はチーム力を強化し優勝を狙う。いずれかのチームが綱島地区の4連覇を阻むことができるかに注目したい(2024年開催時)
「横浜マラソン」つながりで谷原章介さんを招へい
開催スケジュールは、第1レースが9時のスタートを予定しており、「一般男子」(各5人)と「高校男子」、「高校女子」(各6人)が出走する予定(「一般」はいずれも2012年4月1日以前生まれ)。
第2レースは10時50分から、いずれも各6人で編成された「一般混合」と「一般女子」、「中学男子」と「中学女子」が出場予定です。
今回、特別ゲストとして招かれた港北区出身の俳優・谷原章介さんは、司会者やキャスターとしても全国的に活躍中です。
昨年(2024年)10月に開かれた「横浜マラソン2024」の大会応援ゲストだったこと、横浜市立新田中学校(新吉田東5)と神奈川県立港北高校(大倉山7)の卒業生であることから谷原さんの招へいが決まったとのこと。
第1レース前の開会式(雨天決行、荒天中止)に招かれており、8時40分頃から行われる予定だというあいさつなどで「港北駅伝」を盛り上げる予定。谷原さんが港北区関連の公的イベントに招かれ区内で登場するのは初めてとみられます。
当日の観覧は自由となっていますが、新横浜公園内にコースが設定されていることから、公園内の通行が一部制限される場所や時間帯があることに注意が必要です。
また、各自治体町内会がテントを設営し、大会を盛り上げる予定となっていますが、菊名地区連合町内会チームは今回欠場するとのことです。
(※)この記事は「新横浜新聞~しんよこ新聞」「横浜日吉新聞」の一部共通記事です
【関連記事】
・【開催結果】<港北駅伝>大倉山が4大会ぶり優勝、谷原章介さんが“地元ラン”想い出で激励も(2025年1月20日)※リンク追記
・【前回募集時】来年の「港北駅伝」は2024年1月21日に開催、参加チームの受付は10月中(横浜日吉新聞、2023年10月18日)
・【過去開催】冬の風物詩「港北駅伝」が3年ぶり開催、新横浜公園を900人超が“疾走”(2023年1月17日)
・川崎・横浜の「聖火ランナー」集結、“トーチキス”で火をつなぐセレモニー(2021年7月1日)※港北区ゆかりの谷原章介さんや出川哲朗さんも登場した
【参考リンク】
・第40回港北駅伝大会について(港北区総務部地域振興課)
・第40回記念「港北駅伝大会」は2025年1月19日(日)、参加申込は10月末まで受付中(港北区連合町内会)
・大会ゲスト~応援ゲスト(横浜マラソン)