JR東海は来年(2025年)3月15日(土)にダイヤ改正を実施し、東海道・山陽新幹線では「のぞみ」号の自由席を削減するほか、トイレの約半数を女性専用とするなどの変更を行います。
現在、のぞみ号の自由席は新大阪寄りの1号車から3号車まで3両が設定されていますが、「多くのお客様に予め座席を確保して安心してご利用いただけるよう」(JR東海)などとして今改正で自由席を1両(85席)削減し、2両のみを残します。
なお「ひかり」号(自由席5両)や「こだま」号(自由席10両)は一部列車を除き自由席の両数に変更はありません。
また、車内設備面では16両編成車両の奇数号車デッキ部に置かれている2カ所のトイレのうち1カ所を女性専用(11号車を除く)とし、これにより約半数が女性用に変わるとのことです。
列車面のダイヤ改正では、東京駅と品川駅を6時台に出発する臨時の「のぞみ291号」(新横浜駅7時9分発)が増設され、朝の時間帯に新大阪方面への列車がさらに増えることになります。
また、東京駅から新大阪駅までの最終列車「のぞみ273号」(新横浜駅21時41分発、新大阪23時45分着)の後に臨時列車「のぞみ491号」(新横浜駅21時49分発、新大阪23時54分着)が新たに設定され、同列車の運転日は首都圏から京都・新大阪方面への最終列車時刻が若干後ろ倒しとなりました。
【関連記事】
・2023年末と年始は「のぞみ」号に自由席なし、指定券の入手が必須に(2023年11月24日、のぞみ号での自由席削減が進んでいる)
【参考リンク】
・JR東海「2025年3月ダイヤ改正について」(PDF、2024年12月13日)
・JR東海「車両のご案内」(「N700系・N700A」と「N700S」ごとに編成や車内設備などを案内)