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「生活習慣」が大きく影響する脳卒中(のうそっちゅう)について、元気なうちから理解を深め予防しませんか。

港北区高齢障害・支援課は、今週末(2024年)12月13日(金)14時から15時45分まで(13時開場)、「令和6年度脳卒中予防講演会」を開催します(参加無料、事前申込不要)。

脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)とは、脳の血管が切れたり、詰まったりして起こる病気のこと。

今週末(2024年)12月13日(金)14時から開催「令和6年度脳卒中予防講演会」の案内チラシ(主催者提供)

今週末(2024年)12月13日(金)14時から開催「令和6年度脳卒中予防講演会」の案内チラシ(主催者提供)

「高齢者人口の増加にともない、脳卒中患者は増加しており、要介護になる原因の2位となっています」と、今回の企画を行う同課の担当者。

専門職による講義当事者の体験談により、一般市民に脳卒中予防に関する知識の普及啓発を行うことを目的とし毎年実施しているといいます。

まずは横浜市立脳卒中・神経脊椎(せきつい)センター(磯子区滝頭)の認定看護師・村松菜津子さんと、管理栄養士の小林茉以さんが「脳卒中の予防や理解、日頃の食生活について」について講演。

後半は、脳卒中や脳外傷(交通事故・転倒転落事故など)の後遺症がある方が社会復帰を目指し、日々をいきいきとすごすためにとリハビリなどに取り組む「中途障害者地域活動センター根っこの会」(綱島西1)の担当者と、同会が運営する障害者地域作業所「といろ」(綱島西2)の利用者による脳卒中当事者の体験談でそのリスクや経験を伝えます。

当日先着50人に対し「血管年齢測定会」を開催、13時15分から受付を開始する予定(同)

当日先着50人に対し「血管年齢測定会」を開催、13時15分から受付を開始する予定(同)

なお、当日先着50人に対し「血管年齢測定会」を開催、13時15分から受付を開始する予定です。

「測定器に人差し指を軽く挟み、20秒から30秒間で計測します。最後にチェックレポートをお渡ししますので、ぜひご利用ください」と担当者。

高齢者の発症のみならず、若い世代でも罹患者が見られるといい、「生活習慣により発症するケースも多く見られます。脳卒中は後遺症が重く、日本人の死因の上位となっています。リスク要因を知り、健康な生活習慣を維持して脳卒中を予防しましょう」と、開催当日の多くの来場を広く呼び掛けています。

)この記事は「新横浜新聞~しんよこ新聞」「横浜日吉新聞」の共通記事です

【参考リンク】

アクセス(港北公会堂)