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1083作品を代表しての入賞作品で、火災を防ぐための「想い」を地域内外に伝えます。

港北区内で防火活動を行う港北火災予防協会港北消防団港北消防署(大豆戸町)は、今年(2024年)6月から9月まで募集していた「防火ポスターコンクール」表彰式を先月11月29日夕方に同署で行いました。

「防火ポスターコンクール」で表彰された皆さんと、港北火災予防協会の吉山昌秀会長(右から2人目)、港北消防署の長谷部宏光署長(右)、港北消防団の草山恵子副団長(後列左)

「防火ポスターコンクール」で表彰された皆さんと、港北火災予防協会の吉山昌秀会長(右から2人目)、港北消防署の長谷部宏光署長(右)、港北消防団の草山恵子副団長(後列左)

この日来場し表彰されたのは、最優秀賞となる「港北火災予防協会長賞」の横浜市立師岡小学校(師岡町)の本多さんや、「港北消防団長賞」に選ばれた高田小学校(高田町)の栗山さん、未就学児の岩田さん山崎さん「港北消防署長賞」城郷小学校に通う竹本さん新田小学校(新吉田町)の中里さん、未就学児の萩原さんスノさんの8人。

賞状や、イラスト部門については作品の絵が埋め込まれた表彰楯などを受け取り、同席した保護者消防署員らとその感動を分かち合いました。

「イラスト部門」の作品の絵を表彰楯に組み込む計らいも

「イラスト部門」の作品の絵を表彰楯に組み込む計らいも

すでに最優秀賞の作品は、区内各所にポスターやチラシとして採用され3000枚印刷。

また、同署や自治会・町内会の掲示板への掲出用として地域での配布もすでに行われているほか、毎年5000枚製作されているという受賞作品入りのクリアケースにも入賞作品が掲載される予定です。

最優秀賞「港北火災予防協会長賞」師岡小の本多さんに吉山会長から表彰状や楯が送られた

最優秀賞「港北火災予防協会長賞」師岡小の本多さんに吉山会長から表彰状や楯が送られた

「港北消防団長賞」は嶋村公(ただし)会長に代わり長年綱島地区から消防団活動を行ってきた草山副団長がプレゼンターに

「港北消防団長賞」は嶋村公(ただし)会長に代わり長年綱島地区から消防団活動を行ってきた草山副団長がプレゼンターに

「イラスト」入り表彰楯は一生の記念となりそう

「イラスト」入り表彰楯は一生の記念となりそう

最優秀作品はすでに各地域の掲示板などにも掲出されている(港北消防署の港北区役所側2階の入口付近)

最優秀作品はすでに各地域の掲示板などにも掲出されている(港北消防署の港北区役所側2階の入口付近)

11月28日現在で、横浜市内の火災件数は592件(対前年マイナス71件)、港北区内は65件(同マイナス2件)となっており、区内ではたばここんろ、放火、電気機器、ストーブ(同署)の順で火災の原因になっているとのこと。

港北火災予防協会の加入事業所数については、250カ所と、対前年で13カ所増加年会費は1口1500円、最低5口7500円以上とのことです。

来年(2025年)1月11日(土)開催予定の「港北区消防出初式(でぞめしき)」ポスターも港北区内の各駅などに掲出。防火・防災活動への理解を呼び掛けている(左は伊藤祐貴副署長)

来年(2025年)1月11日(土)開催予定の「港北区消防出初式(でぞめしき)」ポスターも港北区内の各駅などに掲出。防火・防災活動への理解を呼び掛けている(左は伊藤祐貴副署長)

防火ポスターコンクールへの応募による、一人ひとりの火災予防への意識を高めていくこと、また学校などの教育機関や学童保育、幼稚園や保育園といった「子どもたちの居場所」ぐるみでの参加により、より幅広い世代への防火・防災の呼び掛けを行っていくことで、火災件数を1件でも減らすことにつながることが望まれます。

)この記事は「横浜日吉新聞」「新横浜新聞~しんよこ新聞」の共通記事です

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【参考リンク】

第5回防火ポスターコンクールの表彰式を実施しました!(港北消防署総務・予防課)