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【レポート】港北区民の祭典が今年も進化しました。

先週(2024年)11月30日(土)に横浜アリーナで「ふるさと港北ふれあいまつり」(港北区連合町内会などの実行委員会主催)と「秋のヨコアリくんまつり」(横浜アリーナ主催)が開かれ、前年を3000人上回る約2万8000人(主催者調べ)が晩秋の一日を楽しみました。

横浜アリーナの1階で行われた「ふるさと港北ふれあいまつり」には90のブース(写真)、2階の「秋のヨコアリくんまつり」には38のブースがそれぞれ並んだ(11月30日)

ふるさと港北ふれあいまつりは1976(昭和51)年に横浜市内各区で始まった“区民祭り”を源流として2002(平成14)年に開始。

2019年までは屋外の新横浜駅前公園野球場で開かれていましたが、2020年の新型コロナ禍を機に秋のヨコアリくんまつり(2015年スタート)とともに横浜アリーナから生中継する形のオンライン開催を試行。2022年以降は横浜アリーナを会場として2イベントが同時に開かれています。

今年は好天に恵まれ、9時30分の開場前から横浜アリーナには多くの人が列をつくっていた

屋外のように雨天中止の心配がなくなったうえ、ステージの大型化や2イベントの同時開催による来場者の増加につなげており、出展・出演者も拡大しました。

当日の様子の一部を以下に写真でご紹介します。

今回も横浜アリーナの1階と2階、屋外も活用して2つのイベントが行われた

オープニングセレモニーでは主催者を代表して港北区連合町内会の関治美会長があいさつ

新横浜に事務所を置く衆院議員の鈴木馨祐(けいすけ)法務大臣が来場したため、複数のSP(セキュリティポリス=要人警備の警察官)が会場内で警備を行っていました

毎年、多くのキャラクターが登場するのも「ふるさと港北ふれあいまつり」「秋のヨコアリくんまつり」の特徴

横浜F・マリノスのチア「トリコロールマーメイズ」と横浜GRITS(グリッツ)のチア「グリッツトパーズ」の共演は2021年に始まった名物企画

来年(2025年)8月に横浜市内で開催予定の「第9回アフリカ開発会議(TICAD=ティカッド)」に関連し、ステージではアフリカ楽器「ジャンベ」の演奏も披露された

昼が近づくにつれて会場が混雑してきた

屋外には自治会・町内会などを中心とした飲食関係のブースが並んだ

港北区老人クラブ連合会による名物の「イーモ煮」も昼過ぎには売り切れに

屋外に展示されたさまざまな“はたらく車”は子供らに人気

今年は飲食スペースも拡大されました

会場で出たごみは完全分別のうえ回収

ブースをめぐってシールを5枚集めると参加できる「抽選会」は今年も大人気でした

こちらは2階の「秋のヨコアリくんまつり」、建物を一周するリング状の通路には38のブースが出展

海の生きものに触れるブースも

今年も相撲体験ブースが設けられました

2階の「センテニアルホール」にもステージが設けられています、奥に飾られたイラストは障害者スポーツセンター「横浜ラポール」で行われたKensuke Takahashi(ケンスケ・タカハシ)さんのワークショップ時に障害児者とその家族136人で制作された作品

「センテニアルホール」でもキャラクターが一同に集まり、写真撮影できる企画があり、1階のメインステージには登場しなかったキャラクターの姿も

武相中学・高校バレーボール部の蔦宗浩二総監督を招いた講演会では熱心な聴講者による質問が講演後も続いていました

ヨコアリくんまつりの名物となっている鉄道会社関連のブースは今年も多くの人を集めました

※写真は以上です

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