横浜市の18行政区で最多の6つの大学が所在する青葉区。区制30年を記念した大型イベントが初めて行われることになりました。
横浜市青葉区(市ケ尾町)は、今週末(2024年)12月7日(土)12時から14時まで、区内の6つの大学が連携しての「あおば6大学FES(フェス)」を、東急田園都市線たまプラーザ駅直結のたまプラーザテラス1階ゲートプラザ1階フェスティバルコート(雨天時:ゲートプラザ2階プラーザホール)で初めて開催します。
「青葉6大学(あおば6大学)」とは、青葉区内にキャンパスを有する國學院大学(新石川)、星槎(せいさ)大学(さつきが丘)、玉川大学(奈良町~町田市玉川学園)、桐蔭横浜大学(鉄町)、日本体育大学(鴨志田町)、そして横浜美術大学(鴨志田町)の6つの大学。
区内にキャンパスを有する「6大学」と地域のつながりを深めることを目的に、2010(平成22)年1月に青葉区と各大学が連携・協力に関する基本協定を締結したといいます。
以降、同一イベントへの出展や、講演会などのイベントを合同で行うといった取り組みはこれまでにもあったとのことですが、学生も参加するなどし一堂に会する「フェス」スタイルでのイベントは初開催になるとのこと。
特に横浜市内の18行政区で最多の大学数とのことで、「活力ある青葉区の6つの大学や、区制30周年を迎えた青葉区の魅力を感じてもらえれば」と、今回のイベントを企画した同区区政推進課の髙向(たかむく)勉課長は多くの来場を呼び掛けます。
当日はチアダンスで全国優勝を目指す國學院大学「ドリル競技部SEALS」や、玉川大学芸術学部による太鼓やダンス、桐蔭横浜大学「チアダンス部SPARKS」によるパフォーマンスや、2本の縄の中でアクロバットやダンスを行う、日本体育大学「ダブルダッチ部」によるダブルダッチの演技披露や体験、星槎大学に在学し教育免許取得を目指しているというプロレスラーの大原はじめさんによる座ったままでできる“簡単ストレッチ方法”を披露する予定です。
また、横浜美術大学「彫刻コース」の学生による、油粘土を凹ませて型をつくったものにジェスモナイト(水性プラスチック)を流し込んで小さな彫刻作品をつくるというワークショップを開催。
12時からと13時から(各10分前から受付開始)の各回16人(雨天の場合は各回8人)、小学生以上を対象とし、参加無料で実施する予定とのことです。
アンケートに回答すると、数量限定での大学オリジナルグッズのプレゼントも行われるとのこと。
市内北部の青葉区に所在する各大学が一堂に会するイベントを知り参加することで、「都心」や「横浜市」の中心部とは異なる各大学の一面や魅力を知り、将来の「進路選択」への幅が広がる貴重な機会としても注目を集める初のイベント開催となりそうです。
(※)この記事は「新横浜新聞~しんよこ新聞」「横浜日吉新聞」の共通記事です
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【参考リンク】
・青葉区制30周年記念イベント あおば6大学FES(青葉区区政推進課)
・大学・都市パートナーシップ協議会 参加大学一覧(横浜市総務局大学調整課)
・「たまプラーザテラス」の場所(Googleマップ)※※地下鉄グリーンラインセンター北駅からブルーラインに乗り換え、あざみ野駅から東急田園都市線に乗り換えて1駅の「たまプラーザ駅」直結