弦楽四重奏の響きで、古典から近現代まで、“全く異なる”趣向の3曲の名曲を楽しんでみませんか。
2ヵ月に1度、奇数月の第3日曜日に開催している「大倉山ジョイフルコンサート」(同実行委員会主催)は、来週(2024年)11 月17日(日)14時から15時40分まで(13時30分開場)、「レグルス・クァルテットの挑戦~古典から近現代へ」演奏会を港北公会堂(大豆戸町)で開催します。
2020年に新たに立ち上がった、“新進気鋭かつ実力派”(同実行委員会のメールマガジン内解説)だという「レグルス・クァルテット」による、久しぶりだという「弦楽四重奏」によるコンサート。
2013(同25)年の初演奏会以降、3回実施したといいますが、過去3回、新型コロナ禍により中止にした経緯があったといいます。
今回は、第12回東京音楽コンクール(2014)弦楽部門第3位、桐朋学園大学バイオリン科を首席で卒業後、同大学ソリストディプロマコースを最優秀の成績で修了した経歴を持つ、バイオリンの吉江美桜さんをはじめ、東京藝術大学卒業でバイオリンの東條太河さん、桐朋学園大学卒業でビオラの山本周さんと、チェロの矢部優典さんの4人の奏者が演奏を披露。
モーツァルトの弦楽四重奏曲第17番(変ロ長調)「狩」や、ショスタコービッチの弦楽四重奏曲第7番(嬰ヘ短調)、ブラームスの弦楽四重奏曲第1番(ハ短調)の3曲に初めて挑む予定です。
古典から近現代まで、全く異なる「3曲の名曲」になっているといい、「私たちにとって、全曲初めて取り組む作品であるため、ある意味では挑戦的なプログラムとなっています」と、吉江さんは今回の演奏会について「今しか聴けない、今しか味わえない演奏会に出会っていただけたら嬉しい」と説明します。
同実行委員会も、「深まってきた秋にぴったりの重厚な演奏になるのではないでしょうか。どうぞお楽しみになさってください」(メールマガジン内の解説)と、コンサートへの多くの予約・来場を呼び掛けています。
なお、当日の入場料は大人2000円、高校生以下1000円(いずれも当日払)。小学生以上からの入場が可能となっており、全席自由。
インターネット上(11月16日17時まで)や電話(080-8424-5108)での事前予約を受付中とのことです。
(※)この記事は「新横浜新聞~しんよこ新聞」「横浜日吉新聞」の共通記事です
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・【前回開催】大倉山で歴史紡ぐ70回目の演奏会、6つの楽器で「フランス・ドイツ」音楽の旅へ(2024年9月5日)
【参考リンク】
・大倉山ジョイフルコンサート公式サイト(同実行委員会)
・「第71回レグルス・クァルテットの挑戦」~古典から近現代へ(同)※演奏曲目や出演者の経歴なども掲載
・予約受付(同)※お問い合わせフォームまたは電話で受付