＜投票所別の投票率＞上昇した大綱小が約65％で区内トップ、港北区役所は3位

公開日：2024年11月05日
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先週（2024年）10月27日に投票が行われた衆議院総選挙で、港北区内に設置された44カ所の「投票所」別の投票率（小選挙区）が港北区選挙管理委員会から公表され、大綱小学校（大倉山4）やコンフォール南日吉集会所（日吉本町4）が高い投票率となっていました。

港北区内44の「投票所」における有権者数と投票率一覧（港北区選挙管理委員会の資料を一部加工）

今回の衆院選から都筑区域が外れ、港北区全域のみがエリアとなった「神奈川7区」（小選挙区）の投票率は、3年前の前回（2021年10月）とほぼ変わらない57.19％（前回57.24％＝港北区域）となっています。

各地区に設けられた44カ所の投票所では、前回から投票率が1.37ポイント上昇した大綱小学校（大倉山3・4丁目などの居住者が対象）が区内トップの64.81％を記録。

大綱小の投票所は大倉山3・4丁目の全域と大倉山2・5丁目の一部、大豆戸町の一部に居住する有権者が対象となっている（資料写真、2024年）

毎回高い投票率となっているコンフォール南日吉集会所（日吉本町4丁目10番地のみが対象）は前回と比べ2.14ポイントの減少となる64.41％で区内2番目となりました。

このほか、港北区役所（大豆戸町）が63.86％で63％台に乗せ、箕輪小学校（箕輪町2）と日吉台中学校（日吉本町4）が同率の62.38％、サンヴァリエ日吉集会所（下田町4）は62.10％と日吉地区の3カ所で62％を超えています。

港北区内44の「投票所」ごとの対象地域（投票区域）一覧（港北区選挙管理委員会の資料より）

一方、丘の上にあることなどから投票率が区内で毎回苦戦する岸根高等学校（岸根町）と新羽小学校（新羽町）は今回も50％を切っていましたが、一昨年（2022年）8月の参院選や昨年（2023年）4月の市議選（統一地方選）でも投票率を上げており、今回も3年前の衆院選と比べ新羽小が1.15ポイント、岸根高は0.25ポイントの上昇となっていました。

また、大豆戸小学校（大豆戸町）は区内平均に届かない55.66％にとどまりましたが、前回と比べ2.29ポイントの上昇となり、区内でトップの上昇率でした。

港北区の平均投票率を超えていた投票所は次の通りです。