新横浜・菊名・大倉山・新羽など港北区南部の地域情報サイト

“新型コロナ禍”で中断していた地域向けイベントが復活。新たに生まれ変わった初めての試みで周辺エリアの人々を迎える予定です。

大豆戸(まめど)町の太尾新道沿い、港北警察署近くにある横浜市資源循環局・港北事務所では、あす(2024)年10月30日(水)10時から12時まで、「楽しく学ぼう!こうほくエコフェスタ」イベントを初開催します(荒天中止、雨天時は一部催しが中止の場合あり)。

あす(2024)年10月30日(水)10時から12時まで開かれる「楽しく学ぼう!こうほくエコフェスタ」の案内(港北区サイト)

あす(2024)年10月30日(水)10時から12時まで開かれる「楽しく学ぼう!こうほくエコフェスタ」の案内(港北区サイト)

かつては大型イベント「ヨコハマ3R夢!(スリム)港北地域ふれあいフェスタ」を開催していた同事務所ですが、“新型コロナ禍”により中断。

新たに「エコフェスタ」との名称で、また今回は、2027年3月から9月まで旧上瀬谷通信施設(旭区・瀬谷区)で開催予定の「GREEN×EXPO2027(グリーンエキスポ)」(国際園芸博覧会)開催870日前として同イベントを盛り上げるための企画としても行われる予定です。

「グリーンエキスポ」開催1000日前イベントにもラッピング「ごみ収集車」が出展。左「ヨコハマ3R夢(すりむ)」プラン(一般廃棄物処理基本計画)キャラクターの「イーオ」(6月22日、みなとみらい21地区)

「グリーンエキスポ」開催1000日前イベントにもラッピング「ごみ収集車」が出展。左「ヨコハマ3R夢(すりむ)」プラン(一般廃棄物処理基本計画)キャラクターの「イーオ」(6月22日、みなとみらい21地区)

当日は、生ごみを土の中の微生物の力で分解し、土を栄養分の豊かなものにとして生まれ変えさせる「土壌混合法」の説明会を10時からと11時からの各30分間開催。参加した先着20人に花苗をプレゼントするとのこと。

また、事務所前の花壇を今年度(2024年度)から職員がリニューアルし、「グリーンエキスポ」をイメージした花壇として初披露、ペットボトルキャップで作ったという「グリーンエキスポ」の文字板も展示する予定とのことです。

「広報よこはま港北区版」8月号(写真)では、港北区で来年(2025年)4月からプラスチックごみの「出し方」が変わることが紹介されている

「広報よこはま港北区版」8月号(写真)では、港北区で来年(2025年)4月からプラスチックごみの「出し方」が変わることが紹介されている

今年9月から新たに導入した、「グリーンエキスポ」のラッピング「ごみ収集車」7台を展示するほか、徒歩9分の場所に位置する「港北土木事務所」(大倉山7)もイベントを応援、保有する特殊車両「ホイールローダー」(トラクター・ショベルカーの一種)も来場する計画です。

さらに、桐蔭横浜大学(青葉区鉄町)の宮坂力(みやさかつとむ) 特任教授が発明したことで知られる「ペロブスカイト太陽電池」の展示や、賞味期限が2か月以上の食品を募る「フードドライブ」の受付も行われるとのこと。

市内の9区では10月からスタートした「プラスチックごみ」分別のルール変更も、港北区では来年(2025年)4月から予定されていることもあり、地球温暖化を防ぐための取り組みを行う同事務所で、新たな知見を得られる機会となりそうです。

なお、開催場所の資源循環局・港北事務所は、新横浜駅から徒歩約13分。大倉山駅からも徒歩15分程度かかりますが、両駅から発着している市営バス6系統「太尾新道」停留所からは徒歩1分の場所にあります。

)この記事は「新横浜新聞~しんよこ新聞」「横浜日吉新聞」の共通記事です

【関連記事】

・【過去開催】資源循環局・港北事務所、恒例イベント「ふれあいフェスタ」を11/20(日)に(2016年11月18日)

地域をきれいにしたい「想い」届く、新吉田あすなろの大竹さんが環境大臣賞(横浜日吉新聞、2023年7月13日)

冷蔵庫の「食品ロス」削減もテーマ、4年ぶり表彰式で“まちの美化”呼び掛け(2023年2月23日)

【参考リンク】

楽しく学ぼう!こうほくエコフェスタ(港北区地域振興課)

ペロブスカイト太陽電池(脱炭素・GREEN×EXPO推進局)

資源循環局港北事務所の場所(Googleマップ)