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10月1日に一部店舗で開業を迎えます。

相鉄新横浜線の羽沢横浜国大駅前で開発中の複合商業施設「HAZAAR(ハザール)」について、運営者の寺田倉庫株式会社(東京都品川区)は来月(2024年)10月1日(火)にテナントの一部がオープンすると発表しました。

再開発ビル「リビオタワー羽沢横浜国大」の1階から4階を占める複合施設「HAZAAR(ハザール)」(9月19日)

1日にオープンするのは、横浜国立大学のサテライト連携施設「YNU BASE HAZAWA(YNUベースハザワ)」と、農業がさかんな羽沢地域の情報を発信するスペース「農業支援施設」で、フィットネスジム「エニタイムフィットネス」も17日の正式オープンに先立ち同日から“プレオープン”する予定です。

横浜国立大学のサテライトキャンパス的な「YNU BASE HAZAWA(YNUベースハザワ)」(9月19日)

翌週8日(火)には「ローソン」が開店し、翌11月1日(火)に「羽沢横浜国大歯科・矯正歯科」が開院。

なお、テナントの一つである認可保育園「ミアヘルサ保育園ひびき羽沢横浜国大」は9月2日に開園しています。

ハザールの館内はレンガ調の装飾が特徴(9月19日)

屋外テラスも設けられており、ベンチも設置される予定(9月19日)

館内の化粧室は男女ごとにデザインを変えている(9月19日)

来年(2025年)1月には体操教室「ネイス」と学習塾「英才個別指導」もオープンする予定です。

メインテナントとして期待される食品スーパーは、川崎市幸区に本社を置く株式会社ロピアが運営する「ロピア」を誘致。現時点では「2025年以降」にオープンを予定し、約1487平方メートル(総面積)のコンパクトな規模になるといいます。同時にクリーニング店「ラブリー」も出店するとのこと。

スーパーは2階に出店する計画(9月19日)

ハザールは23階建ての再開発ビルのうち1階から4階を占める複合施設。面積は約5000平方メートルで、約25テナントの入居を予定し、営業時間は10時から20時(一部店舗を除く)とする計画です。

寺田倉庫によると、出店の条件面などでテナント集めに遅れが生じており、今後は横浜市内を中心とした地元企業による飲食店や医療クリニックなどを誘致し、順次オープンさせていく考えです。

地元の「羽沢駅周辺地域まちづくり連絡会」で会長をつとめる和田勝己さんは、「地元住民として待ちに待った商業施設。段階的とはいえようやくオープンとなり、期待は高い」と話していました。

9月26日時点でハザールに出店が決定しているテナントとオープン時期は次の通りです。

ハザールの出入口(9月19日)

)このほか、飲食店や医療クリニックなどのテナントを誘致中

【関連記事】

<レポート>横浜国大が羽沢バレーにサテライト、悲願のオープンで“感動を共有”(2024年10月15日)※リンク追記

<羽沢横浜国大>駅前商業施設が“段階的”オープン、悲願の「横国大サテライト」開設も(横浜日吉新聞、2024年10月4日)※リンク追記

羽沢横浜国大駅の商業施設は「2024年秋」、ハザールの名称で約25店を計画(2023年12月19日)

<横浜国大>羽沢駅前の再開発ビル内に“サテライトキャンパス”を設置へ(2024年1月26日)

【参考リンク】

寺田倉庫初の複合商業施設「HAZAAR」が2024年10月1日に開業(寺田倉庫株式会社)

羽沢横浜国大駅前にサテライト施設「YNU BASE HAZAWA」を設置(横浜国立大学、2024年9月27日)リンク追記