10月1日に一部店舗で開業を迎えます。
相鉄新横浜線の羽沢横浜国大駅前で開発中の複合商業施設「HAZAAR(ハザール)」について、運営者の寺田倉庫株式会社(東京都品川区)は来月(2024年)10月1日(火)にテナントの一部がオープンすると発表しました。
1日にオープンするのは、横浜国立大学のサテライト連携施設「YNU BASE HAZAWA(YNUベースハザワ)」と、農業がさかんな羽沢地域の情報を発信するスペース「農業支援施設」で、フィットネスジム「エニタイムフィットネス」も17日の正式オープンに先立ち同日から“プレオープン”する予定です。
翌週8日(火)には「ローソン」が開店し、翌11月1日(火)に「羽沢横浜国大歯科・矯正歯科」が開院。
なお、テナントの一つである認可保育園「ミアヘルサ保育園ひびき羽沢横浜国大」は9月2日に開園しています。
来年(2025年)1月には体操教室「ネイス」と学習塾「英才個別指導」もオープンする予定です。
メインテナントとして期待される食品スーパーは、川崎市幸区に本社を置く株式会社ロピアが運営する「ロピア」を誘致。現時点では「2025年以降」にオープンを予定し、約1487平方メートル(総面積)のコンパクトな規模になるといいます。同時にクリーニング店「ラブリー」も出店するとのこと。
ハザールは23階建ての再開発ビルのうち1階から4階を占める複合施設。面積は約5000平方メートルで、約25テナントの入居を予定し、営業時間は10時から20時(一部店舗を除く)とする計画です。
寺田倉庫によると、出店の条件面などでテナント集めに遅れが生じており、今後は横浜市内を中心とした地元企業による飲食店や医療クリニックなどを誘致し、順次オープンさせていく考えです。
地元の「羽沢駅周辺地域まちづくり連絡会」で会長をつとめる和田勝己さんは、「地元住民として待ちに待った商業施設。段階的とはいえようやくオープンとなり、期待は高い」と話していました。
9月26日時点でハザールに出店が決定しているテナントとオープン時期は次の通りです。
- 認可保育園「ミアヘルサ保育園ひびき羽沢横浜国大」:9月2日開園済み
- 横浜国立大学連携施設「YNU BASE HAZAWA」:10月1日オープン
- 農業支援施設(羽沢地域の農業情報発信スペース):10月1日オープン
- コンビニエンスストア「ローソン羽沢横浜国大駅前店」:10月8日オープン
- フィットネスジム「エニタイムフィットネス羽沢横浜国大駅前店」:10月17日オープン(10月1日プレオープン)
- 医療機関「羽沢横浜国大歯科・矯正歯科」:11月1日開院
- 体操教室「ネイス(NEiS)」:2025年1月オープン
- 学習塾「英才個別指導」:2025年1月オープン
- クリーニング「ラブリー」:2025年以降オープン
- スーパーマーケット「ロピア」:2025年以降オープン
(※)このほか、飲食店や医療クリニックなどのテナントを誘致中
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・<レポート>横浜国大が羽沢バレーにサテライト、悲願のオープンで“感動を共有”(2024年10月15日)※リンク追記
・<羽沢横浜国大>駅前商業施設が“段階的”オープン、悲願の「横国大サテライト」開設も(横浜日吉新聞、2024年10月4日)※リンク追記
・羽沢横浜国大駅の商業施設は「2024年秋」、ハザールの名称で約25店を計画(2023年12月19日)
・<横浜国大>羽沢駅前の再開発ビル内に“サテライトキャンパス”を設置へ(2024年1月26日)
【参考リンク】
・寺田倉庫初の複合商業施設「HAZAAR」が2024年10月1日に開業(寺田倉庫株式会社)
・羽沢横浜国大駅前にサテライト施設「YNU BASE HAZAWA」を設置(横浜国立大学、2024年9月27日)※リンク追記