新横浜・菊名・大倉山・新羽など港北区南部の地域情報サイト

2024-25シーズン、新戦力が2季ぶりの開幕戦勝利を呼び込みました。

プロアイスホッケー「アジアリーグ」の横浜グリッツ(GRITS)は今月(2024年)9月7日と8日に開幕カードを本拠地のKOSE新横浜スケートセンターで戦い、東北フリーブレイズを相手に1勝1敗のスタートを切っています。

開幕戦に勝利し、観客にあいさつする横浜グリッツの選手ら。この日は猛暑のなか1117人が訪れた(9月7日)

7日(土)の開幕戦は、GK(ゴールキーパー)に米国の大学から新たに加わった27歳の新人・冨田開選手(#31)を起用。PS(ペナルティーショット)1本を含め相手より5本多い38本のシュートを浴びるも無失点に抑える好守を見せました。

開幕シリーズで起用されたGK・富田選手(#31)、手前は韓国・延世大学から加入した新人DFのドンファン・キム選手(#4)(9月7日)

攻撃面では、今季レッドイーグルス北海道から加わったベテランFW(フォワード)の久慈修平選手(#1)が強烈なシュートで先制点を決め、昨季北海道ワイルズでプレーしたDF(ディフェンス)の松金健太選手(#52=今連戦は#88で出場)がアシストを記録。新加入選手が活躍を見せ、2対0で2年ぶりの開幕戦勝利をつかんでいます。

開幕試合で先制点を決めたFW・久慈選手(#1)(9月7日)

DF・松金選手(#52=ユニフォームが間に合わず#88で出場)も先制点のアシストを記録(9月7日)

一方、8日(日)の第二戦は24分に先制点を奪われると、反則の連続で「3人対5人」の数的不利なPP(パワープレー)を連続して相手に与え、わずか2分弱の間に計3失点

グリッツは第3ピリオドのPPで2点を返して1点差に迫るも、残り2分でキーパーを下げての6人攻撃中に相次いでパックを奪われて無人のゴールに放り込まれ、終わってみれば2対5で敗戦となりました。

わずかな隙に生じる連続失点や、6人攻撃中の失点といった前シーズンから目立つ課題は早急に修正していきたいところです。

グリッツは1週空けた9月21日(土)・22日(日)に敵地の韓国・安養で前季優勝のHLアニャンと連戦し、翌9月28日(土)・29日(日)には新横浜でH.C.栃木日光アイスバックスと戦います。

開幕カードの試合結果

)試合詳細はアジアリーグの公式ページにリンクしています

  • 9月8日()新横浜:●横浜GRITS 2-5 東北フリーブレイズ【結果詳細
  • 9月7日()新横浜:〇横浜GRITS 2-0 東北フリーブレイズ【結果詳細

新横浜での試合予定(9・10月)

【関連記事】

<横浜グリッツ>5選手補強と新コーチで迎える開幕、勝利にこだわるシーズンに(2024年9月2日、今シーズンの展望)

【参考リンク】

9月28日(土)・29日(日)のH.C.栃木日光アイスバックス戦(新横浜)のチケット案内(横浜グリッツ)

横浜グリッツ(GRITS)の2024-25全試合日程(アジアリーグ)

横浜グリッツ(GRITS)の全選手紹介(各選手のプロフィールも)